言葉の違い 「諸」と「緒」の違い・意味と使い方・由来や例文 諸は「多数のこと、もろもろのこと」。 「諸説」と言い換えると分かりやすい。 緒は「糸口のこと、はじめのこと」。 「端緒」と言い換えると分かりやすい。 「諸」と「緒」も間違い易い漢字の代表です。 音符となる「者」が「シャ・ショ」と同じで、偏が異なる漢字です。 「諸」は「諸々」「諸説」「諸君」など。 「緒」は「端緒」「一緒...
言葉の違い 「陳」と「陣」の違い・意味と使い方・由来や例文 陳は「並べること、述べること」。 「陳列」と言い換えると分かりやすい。 陣は「軍の陣立てのこと、にわかにということ」。 「陣営」と言い換えると分かりやすい。 どちらの漢字も「こざと偏」が付き、旁に「東」と「車」と似たような字が使われているため、全体の印象が酷似したものになっています。 「陳・陣」は間違えることは少ないで...
言葉の違い 「検」と「険」と「倹」の違い・意味と使い方・由来や例文 検は「調べること、改めることこと」。 「検査」と言い換えると分かりやすい。 険は「けわしいこと、危ういこと、腹黒いこと」。 「冒険」と言い換えると分かりやすい。 「倹」は「つつましいこと、控え目なこと」。 「倹約」と言い換えると分かりやすい。 これらの漢字は音符「僉・ケン」と偏からなっています。 偏にそれぞれ意味があり...
言葉の違い 「侯」と「候」の違い・意味と使い方・由来や例文 侯は「身分の高い人のこと、または称号のこと」。 「侯爵」と言い換えると分かりやすい。 候は「窺う意味の言葉のこと」。 「天候」と言い換えると分かりやすい。 「侯」は語源では旁に「矢と垂れ的」の意味があり、それに人偏が付くと王を警護する人、重臣、身分の高い人の意味から「称号」となったと言われます。 「候」は「侯」に更に「...
言葉の違い 「又」と「叉」の違い・意味と使い方・由来や例文 又は「また、再び、その上という意味のこと」。 「又聞き」と言い換えると分かりやすい。 叉は「また、さすまた、こまねくこと」。 「交叉」と言い換えると分かりやすい。 「又」と「叉」は点があるかないかの違いですが、字面が大変似ています。 また、意味も重複する部分があります。 「又」も「叉」も語原では「手」に関係をしています...
言葉の違い 「天」と「夭」の違い・意味と使い方・由来や例文 天は「頭上に広がる空間のこと」「天上」と言い換えると分かりやすい。 夭は「若いこと、若死にすること」。 「夭折」と言い換えると分かりやすい。 「天」と「夭」は3画の漢字です。 字の成り立ちは異なりますし、意味も全く違います。 これほど違う漢字ですが、字面が大変似ていることは間違えやすいと言えます。 「奏」という漢字にも...
言葉の違い 「侮」と「悔」と「海」と「晦」の違い・意味と使い方・由来や例文 侮は「あなどること」。 「侮辱」と言い換えると分かりやすい。 悔は「悔いること、悔やむこと、悔しいこと」。 「後悔」と言い換えると分かりやすい。 「侮辱」と「悔」にある「毎・ブ」は音を表す音符というもので、意味はありません。 「悔」は「心と音符の毎・カイ」で出来ています。 「海」は水を意味するサンズイに音符「毎・カイ」...
言葉の違い 「奪」と「奮」の違い・意味と使い方・由来や例文 奪は「奪い取ること」。 「剥奪」と言い換えると分かりやすい。 奮は「奮い立つこと」。 「興奮」と言い換えると分かりやすい。 これらの文字は偏の「大」と「隹・ふるとり」が組み合わされ、「鳥がはばたく様子」を表しています。 「奪」の「寸は手のこと」で、「鳥が手から飛び立つこと・失うこと」となり「奪うこと」と変化しました。 ...
言葉の違い 「簿」と「薄」の違い・意味と使い方・由来や例文 簿は「原義は紐でつづられた文字を書く竹札のこと、帳簿のこと」。 「帳簿」と言い換えると分かりやすい。 薄は「厚の反対の薄いこと、少ないこと」。 「薄情」と言い換えると分かりやすい。 これらの字は竹冠と草冠だけの違いで字面が大変に似ていること、間違い易いことが挙げられます。 竹冠をより簡単な草冠としてしまう誤記があります...
言葉の違い 「幣」と「弊」の違い・意味と使い方・由来や例文 幣は「のこと」「紙幣」と言い換えると分かりやすい。 弊は「疲れて倒れること」。 「疲弊」と言い換えると分かりやすい。 「幣」は音で「ヘイ」、訓で「ぜに・ぬさ・みてぐら」と読み、「巾」があることから「贈り物に使われた布」の意味があります。 ひいては「お金」のことを言います。 「弊」は「疲れて倒れること」という意味があり「...