言葉の違い

悪意は「故意に危害を与えようとする気持ちのこと」。 「故意」と言い換えると分かりやすい。 悪気は「相手を憎む気持ちのこと」。 「憎しみ」と言い換えると分かりやすい。 「悪意」と「悪気」は似た言葉になりますが、「悪意」の方が数段悪質なのです。 「悪気」は犯罪にはならない行為で、嫌がらせ程度で収まるものになります。 相手に...

認証は「ネットで行う本人かどうかの確認作業のこと。」 「パスワード」と言い換えると分かりやすい。 本人確認は「本人であることを証明すること」。 「証明」と言い換えると分かりやすい。 「認証」はネットのサイトにログインする際に相手のサイトがこちらを登録している本人か否かの確認をすることです。 通常はIDやパスワードにより...

前代未聞は「未だかつてなかったこと」。 「珍事」と言い換えると分かりやすい。 未曾有は「天変地異などで前例のないのこと」。 「大災害」と言い換えると分かりやすい。 「前代未聞」や「未曾有」と言う言葉は今までなかったような大きな出来事や珍しいこと、災害のことを言います。 「前代未聞のスキャンダル」「未曾有の大洪水」などと...

スピード感は「速く移動している時に感じる感覚のこと」。 「速度感」と言い換えると分かりやすい。 素早さは「スピード感を以って物事を行なうこと」。 「テキパキ」と言い換えると分かりやすい。 「スピード感」は政治家の発言で良く耳にする言葉です。 「素早く遅滞なく処理する」と言いたいときに使っています。 しかし、出来そうもな...

拒絶は「相手の要求を断固拒否すること」。 「拒否」と言い換えると分かりやすい。 謝絶は「相手の申し入れを断ること」。 「不可」と言い換えると分かりやすい。 「拒絶」はキッパリと断ることです。 「謝絶」は申し訳ないが出来ませんと言うことです。 断る程度は「拒絶」の方がはるかに強いことなのです。 「拒絶反応が出て亡くなった...

断絶は「流れていたものが途絶えてしまうこと」。 「絶える」と言い換えると分かりやすい。 遮断は「流れていたものを途中でさえぎり止めること」。 「止まる」と言い換えると分かりやすい。 どちらの言葉も流れと言う動きが無くなることですが、「断絶」は流れが無くなること、「遮断」は流れが途中で止まることを意味します。 「断絶」は...

亀裂は「何らかの力が加わり裂け目ができること」。 「割れ目」と言い換えると分かりやすい。 裂け目は「亀裂のこと、隙間ができること」。 「隙間」と言い換えると分かりやすい。 「亀裂」は甲羅模様のようにヒビや裂け目が出来ることです。 物理的なものや人間関係、国家間の関係悪化などを言います。 「裂け目」は亀裂のことですが、「...

飛行体は「のこと」。 「飛行機」と言い換えると分かりやすい。 飛翔体は「のこと」。 「ミサイル」と言い換えると分かりやすい。 「飛行体」は英語では「飛ぶ物体」と言い、「飛翔体」はミサイルとなります。 日本では北朝鮮の発射する物体は「飛翔体」と呼びますが「ミサイル」とは言いません。 「弾道ミサイル」の可能性が強くても北を...

勿体は「格式張った重々しい様子のこと。」 「威厳」と言い換えると分かりやすい。 勿体ないは「惜しむ気持ちのこと」。 「惜しい」と言い換えると分かりやすい。 「勿体」は日本の古来の言葉で「物体」と書きました。 本来あるべき姿と言う意味で、無くなることは惜しいことと言う意味が「勿体ない」と言う言葉になったのです。 「勿体」...

気が合うは「気持ちが通じること、同じ考えを持つこと」。 「同調」と言い換えると分かりやすい。 ウマが合うは「同じ考えで仕事ができること」。 「相棒」と言い換えると分かりやすい。 「気が合う」は同じ考え方をする事、同じ気持ちになること、お互いに理解し合えることなどを言います。 「ウマが合う」とは物事の仕方や考え方が一致す...