言葉の違い 「安心立命」と「安心決定」の違い・意味と使い方・由来や例文 安心立命は「天命を知って心を安らかにし、物事に動じないこと」。 あらかじめ自分の運命のようなものを理解することで、これから起きることに動じないという意味のことばです。 安心決定は「浄土教で、阿弥陀仏の誓いを信じて疑いが完全に消えること」。 こういった意味があることから、信念を得て心が定まるという意味があります。 不安が...
言葉の違い 「千里同風」と「万里同風」の違い・意味と使い方・由来や例文 千里同風は「世の中はどこも同じ風が吹いていること、世の中が平穏であること」。 世間を見渡したときに、どこも同じ風が吹いているという意味であり、それはつまり世の中が平穏そのものである状況を意味するのです。 万里同風は「天下がよく統一されているため、遥か遠くの場所であっても風俗が同じであること」。 天下が統一されているとい...
言葉の違い 「地平天成」と「内平外成」の違い・意味と使い方・由来や例文 地平天成は「地上は穏やかで、さらに天下は安らかな時代が到来した状況であること」。 したがって、世の中が非常に平穏であるという意味で使われる言葉です。 あまりメジャーな表現ではありません。 内平外成は「国内がよく治まっていて、周辺の諸外国との関係も良好なこと」。 よって、世の中が非常に平穏であるという意味で使っていきます...
言葉の違い 「帰馬放牛」と「放馬南山」の違い・意味と使い方・由来や例文 帰馬放牛は「戦争が終わって平和になること」。 かつては戦乱が酷かった状況ではあったものの、現在は戦争が終わって平和な状況が広がっているという意味で使うのです。 放馬南山は「戦争が終わって平和になった状況であること」。 それまで混沌としていた状況から一変し、ようやく落ち着いた雰囲気になったようなシーンで使っていく言葉と言...
言葉の違い 「五風十雨」と「十風五雨」の違い・意味と使い方・由来や例文 五風十雨は「気候が非常に穏やかであること、世の中が平穏無事であること」。 気候が穏やかな状況であるため、そこから世の中も平穏な状況になっているという意味で使っていくのです。 十風五雨は「農業に最適な気候であること、農作物の生育がしやすい環境のこと」。 こちらは農業において、望ましい気候という意味になるので、違いは認識し...
言葉の違い 「四六時中」と「二六時中」の違い・意味と使い方・由来や例文 四六時中は「二四時間中であること、一日中であること」。 つまり、特定の時間帯のみではなく、すべての時間帯という言い方ができます。 割と使われる表現です。 二六時中は「朝から晩までずっとということ、一日中であること」。 つまり、意味としては四六時中と一切変わりません。 でも、二六時中という表現は一般的にはほとんど使われま...
言葉の違い 「月日」と「歳月」と「年月」の違い・意味と使い方・由来や例文 「月日」は、時間の経過です。 英語では「time」「days」で表されます。 「月日のたつのは早いもの」は「Time flies.」です。 「パリで暮らした月日を懐かしく思い出す」は「I sometimes recall with nostalgia the years I spent in Paris.」です。 「歳...
言葉の違い 「四分五割」と「四分五落」の違い・意味と使い方・由来や例文 四分五割は「ばらばらになってしまうこと、まとまりのあったものが秩序を失って乱れること」。 四分五裂という言い方をする場合もありますけど、こういう表現でも使われるのです。 四分五落は「いくつにも分かれること、秩序がなくばらばらになってしまうこと」。 四分五割と意味はほぼ変わらないです。 基本的には四分五割の言い換えのよう...
言葉の違い 「四分五裂」と「四散五裂」の違い・意味と使い方・由来や例文 四分五裂は「特定のものが秩序なく乱れ、そして分かれること」。 そういった光景はそうはあるものではないですけど、全く見られないとは言えません。 何かが散乱しているような状況で使います。 四散五裂は「ちりぢりばらばらに分かれること、調和が乱れて崩れること」。 こういった意味で使っていきます。 やはり秩序などが崩れる、ばらば...
言葉の違い 「角膜炎」と「結膜炎」の違い・意味と使い方・由来や例文 角膜炎は「黒目の一番表面にある薄い膜が炎症を起こす病気のこと」。 「黒目」と言い換えると分かりやすい。 結膜炎は「瞼の裏から白目に掛けてある薄い膜に炎症が起きる病気のこと」。 「白目」と言い換えると分かりやすい。 「角膜炎」も「結膜炎」も目の表面を保護する膜に炎症が起きるものです。 放置すると失明のリスクがあります。 ...