言葉の違い

「内閣総理大臣」は、内閣の首長たる国務大臣です。英語では「the Prime Minister」「the Premier」「the Chancellor」で表されます。 「日本・カナダ・オーストラリア・フランスなどの内閣総理大臣」という意味の場合「the Prime Minister」を使います。 「ドイツの内閣総理大...

乱序は「順序や秩序などを乱すこと」。こういったものを乱していくという意味で使う言葉ですが、使える場面はあるものの、言葉としてはそんなに有名ではないです。無秩序は「秩序が存在していない状況のこと」。つまり、多くの人たちが好き勝手に行動していて、統制することができないといった意味になります。有名な言い方になります。 「乱序...

例刻は「いつも通りの時刻のこと」。いつもの時刻を意味する言葉なので、普段から頻繁に使うことができるでしょう。いつも通りの時刻で何かをするときに使用します。定刻は「あらかじめ決められた時刻のこと」。すでに決まっている時刻において、何かをする場面に関して、予定通りに始まるようなケースで使うことが多いです。 「例刻」の意味 ...

分譲は「土地や建物の一部を売り分けること」。「売り分ける」と言い換えると分かりやすい。割譲は「国家が領土の一部を譲ること」。「領土一部譲渡」と言い換えると分かりやすい「分譲」は不動産取引に使われる言葉です。「割譲」は戦争の事後処理として国家間で行われることに使われる言葉ですから、あまり多くの例はありません。 「分譲」は...

「首相」も「宰相」も「総理大臣・首相」を表します。「宰相」は、古代中国で、君主を助けて政治をおこなった最高官職です。 英語では「the Prime Minister」「the Premier」で表されます。 「故吉田首相」は「the late Prime Minister Yoshida」です。 「首相官邸」は「the...

国外は「ある国の外のこと」。その国の領土の外を意味する言葉であり、そういった場所に逃げるなどのシーンで使うことが多い表現になると言えます。外国は「自国以外の国のこと」。世の中のほとんどの国は外国という言い方ができます。国外とは意味がやや異なっていますし、使用頻度においては外国の方が高いと言えると思われます。 「国外」の...

定例は「普段通りのしきたりのこと、定期的に何かが行われること」。後者の意味で使う機会が特に多いのではないかと思われます。定例という言葉はたびたび見聞きします。恒例は「何らかの出来事が毎回決まって行われていること」。過去に特定のタイミングで行われているようなものが今回も同じように行われる場面で使います。 「定例」の意味 ...

旧例は「昔からのしきたりのこと」。古い慣習に対して使っていく言葉になります。今でも残っている、昔からの慣習という意味なので、使うことができる場面は多いでしょう。旧習は「古くからの習わしのこと」。旧例の意味にかなり近いと言えるでしょう。同じようなシーンで使用できる言葉になりますから、意味において区別はしづらいです。 「旧...

凌ぎは「苦しい時期を乗り越えること、厳しい生活の手段のこと、ヤクザ言葉で上納金や金儲けのこと」。「シノギ」と言い換えると分かりやすい。鎬は「日本刀の刀身にある最も高い稜線のこと」。「稜線」と言い換えると分かりやすい。「凌ぎ」と「鎬」は「しのぎ」と読み、一説では関係があるようになっています。「凌ぎ」が付く言葉もあり、「一...

分断は「本来一つのものが二つに分かれること。」「分裂」と言い換えると分かりやすい。寸断は「開通していたものが途切れること」。「ズタズタ」と言い換えると分かりやすい。「分断」も「寸断」も元々は一つのものであり、何らかの原因で二つ以上に裂かれたことを言う言葉です。「社会分断」「国家分断」、「道路寸断」などと使います。 「分...