言葉の違い 「悲しい」と「哀しい」の違い・意味と使い方・使い分け 「悲しい」や「哀しい」は、自分の力ではとても及ばないと感じる切なさを言う言葉です。悲哀も愛隣も感情の切ないことを言います。泣きたくなるほどつらいことです。心が痛んで耐えられない様です。痛ましいことです。 万葉集(13)には、「沖つ藻にこやせる君を今日今日と来むと待つらむ妻しかなしも」とあります。 「妻に先だたれて悲しい...
言葉の違い 「夢」と「希望」の違い・意味と使い方・使い分け 「夢」は、睡眠中に様々な物事をあたかも現実の経験であるかのように感じる心的現象です。多くは視覚像として現れます。「恐ろしい夢を見た」「夢から覚める」のように使います。 また、将来実現させたいと思っている願いのことです。 「夢を抱く」「夢がかなう」のように使います。 さらに、現実離れした空想のことです。 「夢を追い求める...
言葉の違い 「付き添う」と「寄り添う」の違い・意味と使い方・使い分け 付き添うは「ある人のために、その人の近くにいてあげること」。普通に距離が近い位置で見守ってあげたり、声をかけてあげたりなど、そういったことをしている状況のことです。寄り添うは「ある人のために、その人のことを思ってあげること」。距離が近い位置にいるとは限りませんが、気持ちが近くにあるようなそういう状況で使います。 「付き...
言葉の違い 「同行」と「帯同」の意味の違い・意味と使い方・使い分け 同行は「自分が誰かの付き添いで、どこかに向かうこと」。特定の人間のために追加で自分が一緒に行くときに使います。主役となるのは相手ということです。帯同は「自分のために誰かに付き添ってもらって、どこかに向かうこと」。自分のために特定の人間が追加で一緒に行ってくれるようなときに使います。自分が主役となるのが帯同という言葉なの...
言葉の違い 「把握」と「掌握」の違い・意味と使い方・使い分け 把握は「理解すること」。特定の事実などを頭に入れておくとか、物事の真実が理解できるようなときに使うことが多いです。掌握は「思い通りの状況になること」。特定の人間などを意のままに操ることができるようになったときには、掌握という言葉を使うことがありますし、そういった部分で把握とは違う意味になると言えるのです。 「把握」の意...
言葉の違い 「子」と「仔」の違い・意味と使い方・使い分け 子は「いわゆる子供のことで、親に対しての子供のこと」。人間を含めた動物は子供という概念が多くに存在していますが、そういった全般的な子供に対して子という漢字を使うことができるのです。仔は「動物の子供のこと」。人間以外の動物の子供に対して、仔という漢字を使うことになります。したがって、人間には使えない漢字なのです。 「子」...
言葉の違い 「公務員」と「役人」の違い・意味と使い方・使い分け 公務員は「国から給料が支払われている、税金が給料に充てられているような職業のこと」。公務員といっても、該当する職業はいろいろとあるので、たくさんの人たちが公務員と言えます。役人は「役所で働いている人たちのこと」。主に行政にかかわるような仕事をしていることが多いです。いわゆる役所が勤務場所になっているのです。 「公務員」...
言葉の違い 「卑屈」と「謙虚」の違い・意味と使い方・使い分け 卑屈は「自分のことを悪く言う、蔑んだり必要以上に低く評価すること」。自分のことを悪い言い方しかしないような性格のことを指しています。謙虚は「自分のことを控えめに表現すること」。悪く言っているわけではなく、そんなに高く評価していないという状況になります。控えめな性格というのが最もしっくりくる表現ではないか?と思われます。...
言葉の違い 「未婚」と「独身」の違い・意味と使い方・使い分け 未婚は「人生の中で結婚をしたことがない人のこと」。結婚したことがないという人に関して、特に未婚という言葉を使うのです。独身は「現在のところ配偶者がいない人のこと」。結婚した経験がない人を含めて、現在結婚していない、配偶者がいない人のことを独身と呼びます。だから、離婚した人に関しては未婚とは呼べませんが、独身とは呼べます...
言葉の違い 「意向」と「動向」の違い・意味と使い方・使い分け 意向は「特定の人間がしようとしていること、したいと思っていること」。いわゆる思惑という言葉で表現することができます。動向は「特定の個人や集団がしようとしていることなどの気配のこと」。何をしようとしているのか?に関して、なんとなく伝わってくるような部分に関して使いますが、集団にも使えるというのがポイントです。 「意向」の...