言葉の違い 「経路」と「道順」の違い・意味と使い方・由来や例文 経路は「ある地点からある地点に向かうにあたって、通るべきとされている道筋のこと」。 あらかじめ特定の道筋を通ることが決まっているようなケースで使っていく言葉です。 道順は「ある目的地に向かうまでの道筋のこと」。 目的地までの道筋ではありますが、あらかじめそれが決められているものかどうかは問われていない点が特徴です。 「...
言葉の違い 「糾弾」と「弾劾」の違い・意味と使い方・由来や例文 糾弾は「特定の罪に関して問いただして非難をすること」。 何らかの罪に関して本当なのかどうかを明らかにしたり、その罪について責めたりする際に使う言葉と言えるでしょう。 弾劾は「特定の罪や不正などに関して調べたうえで責任を問うこと」。 糾弾と同じような意味を含んでいますけど、責任を問う際に使う言葉と言えるのです。 「糾弾」...
言葉の違い 「遍在」と「偏在」の違い・意味と使い方・由来や例文 遍在は「あまねく広がって存在していること。」 「点在」と言い換えると分かりやすい。 偏在は「片寄って存在していること」。 「片寄り」と言い換えると分かりやすい。 この二つの言葉は大変に似た漢字です。 しんにゅうの「遍」とにんべんの「偏」の違いはあっても、読み方が同じ「へんざい」なのが混同し間違えることになるのです。 「...
言葉の違い 「交錯」と「混合」と「混交」の違い・意味と使い方・由来や例文 「交錯」は、いくつかのものが入り混じることです。 英語では「mixture」で表されます。 「混じる」という意味の場合「mix」です。 「からみ合う」という意味の場合「intertwine with」です。 「夢と現実の交錯」は「a mixture of dream and reality」です。 「混合」は、混じり合...
言葉の違い 「全治・ぜんち」と「完治・かんじ・かんち」と「治癒」の違い・意味と使い方・由来や例文 「全治・ぜんち」「完治・かんじ」は、病気やケガがすっかり治ることです。 「全治」は、英語では「a complete recovery」で表されます。 ケガが主語の場合「heal completely」です。 人が主語の場合「recover from an injury」です。 「完治」は、英語では「convalesce...
言葉の違い 「劫」と「永劫」の違い・意味と使い方・由来や例文 劫は「囲碁のルールの一つ、または永久の時間のこと。」 「永久」と言い換えると分かりやすい。 永劫は「永遠の時間のこと」。 「永遠」と言い換えると分かりやすい。 永劫の「劫」は古代インドで永遠の時間のことを言います。 囲碁でも「劫」と言う言葉があり、一目の取り合いを言い「こう」と読みます。 永遠に続くことから語源は同じな...
言葉の違い 「濃厚」と「濃密」の違い・意味と使い方・由来や例文 濃厚は「味や匂いなどの濃度が高いこと。」 「こってり」と言い換えると分かりやすい。 濃密は「密度の濃いこと」。 「びっしり」と言い換えると分かりやすい。 濃厚は濃度や程度・可能性などが高いことで、濃密は密集していて密度が高いことを言います。 「濃厚牛乳」「濃厚接触者」、「濃密時間」「濃密描写」などと使います。 「濃厚」...
言葉の違い 「杜撰」と「いい加減」の違い・意味と使い方・由来や例文 杜撰は「文章に誤りが多くいい加減なこと、物事がいい加減なこと。」 「適当」と言い換えると分かりやすい。 いい加減は「物事が完結しないこと」。 「未完結」と言い換えると分かりやすい。 どちらもいい加減なところのある適当なことを言います。 杜撰は語源で文章のことなので、適当な文章と言う意味から、転じていい加減となりました。...
言葉の違い 「無情」と「非情」の違い・意味と使い方・由来や例文 無情は「情けや思いやりが無いこと。」 「冷酷」と言い換えると分かりやすい。 非情は「感情に捉われない様子のこと」。 「冷徹」と言い換えると分かりやすい。 どちらの言葉も感情がないことです。 無情は字のごとく「感情を失っている様子」で、非情は「感情を拒否すること」ですから、感情を捨て去ることです。 どちらにも情と言うもの...
言葉の違い 「優遇」と「優待」の違い・意味と使い方・由来や例文 優遇は「大切に扱うこと、優先して扱うこと。」 「特別待遇」と言い換えると分かりやすい。 優待は「大切に扱うこと、有利に扱うこと」。 「特別サービス」と言い換えると分かりやすい。 これらの言葉は金利や税制・株主待遇において使われる言葉になります。 主に、「優遇金利」「優遇措置」「株主優待などの言葉として使います。 「優遇...