不透明は「透き通った状況ではないこと、状況がはっきりしないこと」。
透明ではないという意味もありますけど、状況がよく分からないようなシーンでも使うことができます。
不明瞭は「はっきりしないこと」。
漠然とはっきりしない状況で使うことができるので、使用シーンに関しては非常に幅広く想定できる点が特徴と言えます。
「不透明」の意味
不透明とは、透き通った状況ではないこと、状況がはっきりしないことです。
透明な状況ではないという意味もありますけど、どちらかと言えば状況がはっきりしないという意味で使われることが多いです。
だから、こちらの意味を覚えておいた方が良いでしょう。
現状でも使えますが、先行きが分からないようなシーンでも使用していきます。
「不明瞭」の意味
不明瞭とは、はっきりしないことです。
漠然とした意味になりますけど、それだけ多くのケースで使うことができます。
状況がよく分からないという意味なので、不透明とあまり差はありません。
不明瞭という言葉はそれなりにメジャーな存在であるため、多くのシーンで使うことができ、見聞きすることも割と多いと言えるでしょう。
「不透明」と「不明瞭」の用法や用例
「現状を打開する術がない以上、この先どうなるかは全く不透明だ。
何をするのが正解かは分からない、そんな状況に陥っていると言えるだろう。」
「ここは霧が濃くて目の前がよく見えない。
視界が非常に不明瞭な状況と言えるだろう。
したがって、何があるか分からないから、とにかく気を付けて慎重に歩いていくようにすべきだ。」
不透明と不明瞭の意味はほぼ変わらない
不透明と不明瞭に関しては、意味の違いはあまりありません。
不透明に関しては、透明ではないという意味がありますけど、これはほとんど使われないので、状況がはっきりしないという意味がメインです。
そして、この意味については不明瞭にもあります。
だから、不透明と不明瞭については、同じようなシーンで使える言葉と評価できます。