馬力は「モーターの性能を表す単位のこと」。

「出力」と言い換えると分かりやすい。

動力は「業務用モーターを動かす力のこと」。

「三相200V」と言い換えると分かりやすい。

電力は「家庭用モーターを動かす力のこと」。

「単相100V」と言い換えると分かり易い。

「このモーターは10馬力出せる性能がある」と使い、「電気は交流100Vと 200Vで供給されている」と使います。

「馬力」は75kgのものを1秒間に1メートル動かす力のことを言う

「馬力」は馬の荷物を引っ張る力から来ているのですが、「1馬力」は75kgのものを1秒間に1メートル動かす力が継続してあることを言います。

規定があり1馬力は735.5Wとされています。

また「トルク」と言う言葉もあり、回転するために必要な力のことで、それに回転数を掛けると「馬力」になるのです。

馬力は継続の力ですから、速度が求められると言う理屈です。

「動力」は業務用電源のこと
「動力」は業務用モーターの電源のことです。

普通業務用冷蔵庫やエアコン・エレベーター・エスカレーターなどの電源は三相200Vになります。

基本料金が割高ですが、ランニングコストは安くなります。

工場や商業施設などでは必ず必要な電源になります。

電線が3本になりコンセントも3穴で低圧電力と呼ばれますが、パワーは強くなります。

「電力」は家庭用の電源のこと
「電力」は家庭用なので単相100Vの電源になります。

電線は2本でコンセントも2穴になり、電灯(従量電灯)と検針票には表示されているものです。

家電製品や照明器具は交流100Vで十分なのですが、ものにより交流を直流100Vにコンバートする必要があります。

そのためコンセント付近か機器内臓で、コンバーターが設置されています。

例えばノートパソコンは持ち運びのため、直流電池内蔵ですが、交流を変換して直流にしてコンセントから供給も出来ます。

「馬力」と「動力「電力」

「馬力」はモーターの力を表す単位のこと、「動力」と「電力」は電源のことで2種類あります。

「動力」は業務用のもので三相200Vのエネルギーを使い、業務用エアコンや冷蔵庫・エレベーター・エスカレーターなどを動かします。

「電力」は家庭用の単相100Vのエネルギーで、照明器具や家電製品を動かします。

中には直流が必要な機器もありますが、コンバーターにより変換をします。

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