動乱は「世の中が激しく乱れること」。
何らかの理由により、世の中が騒がしくなっている状況、大きな問題が起きている状況で使用していく言葉と言えます。
波乱は「大きなもめ事が発生している状況のこと」。
もめ事なので、トラブルと言えるような状況が発生しているときに使っていく言葉と言えるでしょう。
予想外のケースが発生した際に使うこともあります。
「動乱」の意味
動乱とは、世の中が激しく乱れることです。
何らかの理由によって、世の中が騒がしい状況になっている際に使っていく言葉です。
戦いや戦争などが起きている状況でも使いますけど、それ以外でも騒ぎと言えるほどの状況があれば、動乱という言葉の条件にぴったりと言えます。
しかし、そういう状況になることは稀なので、頻繁に使用するとは言えません。
「波乱」の意味
波乱とは、大きなもめ事が発生している状況のことです。
もめ事なので、何らかのトラブルと言える状況ですけど、動乱に近い言葉と評価できるでしょう。
ただ、大きなもめ事ですから、そう頻繁に使う言葉ではありません。
そして、波乱に関しては予想に反した出来事が起きた際にも使われることがあるので、そこについても覚えておくと良いです。
「動乱」と「波乱」の用法や用例
「世界中を巻き込んだ感染症により、日本でも動乱と言える状況が起きている。
この騒ぎはしばらくは続きそうだな。
早く収まってくれると良いんだが。」
「1番人気の馬が下位に沈むという波乱の結果になったな。
まさかこういった結果になるとはだれもが予想できなかっただろう。
馬券的にも大荒れの状況になったに違いないはずだ。」
動乱と波乱は大きな騒ぎになっている状況を指す
動乱と波乱に関しては、どちらも大きな騒ぎと言える状況を指しています。
したがって、大雑把に言えば同じような意味の言葉と評価できるでしょう。
どちらも滅多に使うことがない言葉で、特定のケースのみで使用していくので、使用頻度は低いと言えるはずです。
ただ、波乱に関しては多くが予想していたことと違った状況が発生したときにも使用するケースがありますから、覚えておきましょう。