未処理は「まだ処理していないこと」。
処理をしないといけない事柄について、まだ処理をしていない、完了していないというケースで使っていきます。
未了は「まだ終わっていないこと、完了していないこと」。
何らかの部分が完了していないケースで使いますが、意味は未処理に結構近いので、意味では区別はしづらいと言えます。
「未処理」の意味
未処理とは、まだ処理していないことです。
何らかの処理すべき部分に関して、まだやっていないという状況で使っていくことになるでしょう。
このような状況は日常的にありますし、そこそこ使いやすいと言える表現になるでしょう。
だから、いろいろな場面で使うことがしやすいと思われます。
言葉の知名度も結構高いと言えると思われます。
「未了」の意味
未了とは、まだ終わっていないこと、完了していないことです。
意味としては、未処理にかなり近いと言えると思われます。
明らかな意味の差は存在していませんし、そのような部分で区別をすることはできません。
知名度的には未処理の方が高いと言えるかもしれませんが、こちらも知っている人はそこそこいるんじゃないかと思われます。
「未処理」と「未了」の用法や用例
「未処理の作業がまだ多く残っている。
これを片付けないといけないわけだが、かなりの時間がかかるだろうし、どうしてもやる気が起きないんだよな。」
「この仕事は未了の状態だが、今日中に終わらせないといけない。
したがって、今から急ピッチで仕上げていかないといけないだろう。
休憩をする暇もないんじゃないかと思われる。」
未処理と未了は意味は結構似ている
未処理と未了は意味としては結構近いと言えると思われます。
何らかの事柄がまだ終わっていない、完了していないと言える場面で使っていく言葉になるため、両者は意味における違いはないですし、同じようなシーンで使っていくことができるはずです。
ただ、知名度的には未処理の方が高い可能性があるでしょう。
そこは頭に入れておきましょう。