山場は「物事における絶頂と言えるタイミングのこと」。
絶頂とも言えるようなシーンで使っていく言葉になりますから、そこはしっかりと理解しておいた方がいいでしょう。
見せ場は「役者が得意な芸を見せる場面のこと」。
芝居で使っていくことができる言葉ですけど、実際はそうではないシーンでも使われる状況があると言えます。
「山場」の意味
山場とは、物事における絶頂と言えるタイミングのことです。
つまり、ピークを迎えているときに使っていく言葉になります。
そこそこ使われている言い方になるので、馴染みは感じやすいかもしれません。
知名度も結構高くなっていますし、多くの人が知っている状況と言えます。
自分でも使用するシーンがあると言えるかもしれません。
「見せ場」の意味
見せ場とは、役者が得意な芸を見せる場面のことです。
芝居のシーンで使っていくことができる言葉になります。
しかし、実際はそうではないシーンでも使われることがあります。
ある人にとって、活躍することがしやすい場面、能力を発揮しやすい場面などにおいても使用されていますし、そこは頭に入れておくべきと評価できます。
「山場」と「見せ場」の用法や用例
「今日の試験の山場はやはり数学だろうな。
他の科目はとりあえずなんとかなりそうだが、苦手科目である数学については、どうなるかは分からないと言える。」
「こういった状況は俺は今まで何度も経験している。
したがって、かなり自信があると言えるだろうし、まさに俺にとっては見せ場であると言えるのではないかと思うんだよ。」
山場と見せ場は意味は異なっている
山場と見せ場については、意味の違いはちゃんとあります。
似ていると言える部分もあるかもしれませんが、区別はできると言えるはずです。
また、両者はそれなりにメジャーな言い方であると評価できるでしょうし、多数の人たちが知っている状況でしょう。
これらの言葉を聞いたことがない人はかなり少ないのではないかと思われます。