得たり顔は「得意そうな顔つきのこと」。
そういう表情をしているときに使うことができます。
それなりに使用するチャンスはあると言えるでしょう。
得意顔は「誇らしげな、自慢げな顔つきのこと」。
得たり顔の意味に近くなっています。
しかし、こちらの方が基本的には有名なので、そこに関して区別がしやすいと言えるでしょう。
「得たり顔」の意味
得たり顔とは、得意そうな顔つきのことです。
得意そうな顔つきというのは、いろいろな人たちが時々見せる状況であり、そういった点はあらかじめ理解しておいてほしいです。
ただ、知名度は高くないですから、この表現を知っている人はそこまで多くないという言い方ができるでしょう。
日常的にはあまり見聞きしないと言えます。
「得意顔」の意味
得意顔とは、誇らしげな、自慢げな顔つきのことです。
意味は得たり顔にそこそこ似ており、意味における違いはそんなに大きくないと思われます。
しかし、一般的にはこちらの方がメジャーな言い方になります。
得意顔に関しては、多くの人たちが聞いたことがある状況でしょう。
知っている人はかなり多くなっていると言えるはずです。
「得たり顔」と「得意顔」の用法や用例
「あの人は得たり顔をすることがよくあるな。
したがって、そのような顔が印象的であり、よく思い出すんだ。
これからもたびたび見られる可能性が高いだろう。」
「人は何かを上手くやったと思ったときには、ついつい得意顔になるだろう。
そういう部分は無意識のうちに出ているもので、本人としては全く気付いていないケースも多い。」
得たり顔と得意顔は意味はそれなりに近い
得たり顔と得意顔については、表記がまず近いものの、意味もそれなりに近くなっており、大きな意味の差はありません。
そういう部分で区別をしていくことは厳しいと言える状況でしょう。
ただ、得意顔はある程度はメジャーな言い方になるものの、得たり顔については知っている人は限られており、マイナーな言い方になると評価できます。