改心は、「心を入れ替える・心を改めること」。
これまでの自分の行いや考え方を反省し、悪い方から良い方へ、心の持ち方・在りようをかえていく、と考えると分かりやすいです。
会心は、「満足がいく・心にかなうこと」。
物事が、自分の思い通りにいって満足している状態であるときに用います。
また「納得がいく」という意味でも用いられます。
「改心」の意味
読んで字のごとく、「心」を「改」めることです。
つまり、これまでの悪い行いや考え方等を反省し、悪い方から良い方向へと心の持ち方・在りようをかえていく、「心を入れ替える」ことを指します。
用例としては、悪いことをしてしまった者が「改心を誓う」、「改心して出直す」等として用いるほか、高校入学を機に「改心して勉学に励む」等と使います。
「会心」の意味
物事が自分の心にかなうこと・思い通りにいき、満足していることを指します。
また、「納得していること・会得していること」を指すこともあります。
用例としては、心から満足したときに自然とこぼれる笑み、という意味の「会心の笑み」や、物事の結果に大きく影響を与える行為という意味である「会心の一撃」等があります。
「改心」と「会心」の用法・用例
「改心」
・改心して、これからは勉学に励もうと思います。
・非行少年が改心を誓った。
・改心して出直す
「会心」
・会心の一撃で相手に致命傷を食らわせた。
(会心の一撃…物事の結果に大きく影響を与える行為)
・会心の笑みを浮かべる。
(会心の笑み…心から満足したときに自然に出る笑みのこと)
・会心の作
・会心の友(気心のよく合った友)
改心は読んで字のごとく。
会心の意味をしっかり覚えよう
「改心」については、「心」を「改」める、読んで字のごとく、意味は容易に察しがつくと思います。
一方、「会心」については、字だけ見ても意味がわかりにくいと思います。
「心にかなうこと」「満足すること」「納得・会得すること」等で使われる熟語です。
多く使われる、「会心の一撃」「会心の笑み」等とともに覚えておかれるとよいと思います。