目星は「こうに違いないという予想や見込みのこと」。
目星をつけるといった言い方をします。
あらかじめ特定の存在に注意を向けておくという意味で使われます。
目処は「目標や見通しのこと」。
目星とやや似ている意味ではあるものの、全く同じではないでしょう。
目処が立つという言い方をするケースが多いので、そこは知っておきましょう。
「目星」の意味
目星とは、こうに違いないという予想や見込みのことです。
目星をつけるという言い方が有名で、何らかの予想をしたときに使いますが、その予想通りにならないケースもあるので、そこは知っておきましょう。
いろいろな機会で使われる言葉ですが、例えば特定の人物などに何かを任せたりするシーンで使われることがあると言えるのです。
「目処」の意味
目処とは、目標や見通しのことです。
目処が立つという言い方をすることがありますが。
これは先の見通しに関して、ある程度予測ができているとか、状況が見えているなどの意味で使っていきます。
したがって、意味は目星に近い部分もありますが、全く同じではありません。
したがって、意味で区別ができるとも言えると思われます。
「目星」と「目処」の用法や用例
「今年の忘年会のお店だが、すでに候補は絞りつつあるし、ある程度目星はつけている。
今のところはこの中から選んでいこうかなと思っているんだ。」
「今やっている仕事に関してだが、ずっと終わりが見えない状況であったものの、ようやく完成の目処が立った状況と言える。
あと少しで終わるんじゃないかと考えているんだよ。」
目星と目処は意味で区別ができる
目星と目処については意味は多少なりとも似ている部分はあります。
でも、完全に同じであるとは言えないので、そこは理解しておいてほしいです。
したがって、両者は意味で区別ができると思われます。
どちらも普段の生活においてたびたび使用されやすい表現になります。
だから、多くの人たちにとって馴染みは感じやすいと言えると思われます。