あんぽんたんは「間が抜けていること、バカに見えること」。
一部の人が使う言葉なので、知らない人も多くいるかもしれません。
以前はよく使われていた言葉ですが、現代では使用する人はかなり減りました。
おたんちんは「のろまであること、マヌケであること」。
人を罵るときに使う言葉であり、あんぽんたんにかなり近いと言えるでしょう。
でも、あんぽんたんと比べるとやや知名度が低いと言えるはずです。
「あんぽんたん」の意味
あんぽんたんとは、間が抜けていること、バカに見えることです。
基本的にはこういった意味であり、悪口に相当する表現であると言えるでしょう。
したがって、実際に使うときには注意が必要です。
でも、あんぽんたんという言い方は現代ではあまり使われません。
知っている人は知っている程度の状況であり、頻繁に見聞きするような、かなりメジャーな表現というわけではないのです。
「おたんちん」の意味
おたんちんとは、のろまであること、マヌケであることです。
こちらも悪口と言える表現になりますし、意味はあんぽんたんにかなり似ていると評価できるはずです。
しかし、このおたんちんという表現もかなりメジャーとは言い難いですから、頻繁に見聞きするような状況とは言えないでしょう。
知っている人は知っている程度の状況なので、逆に言えば知らない人もいるというわけです。
「あんぽんたん」と「おたんちん」の用法や用例
「こんな失敗ばかり続けていると、さすがにあんぽんたんにしか見えないが。
社会人なのだから、過去にした失敗を繰り返さないように工夫してもらわないと困るんだよね。」
「世の中ではいろいろな種類の詐欺が横行している。
それだけ騙されてしまう人が多いということなのだろうが、犯人からすれば被害者はあまりにもおたんちんに見えてくる可能性があるだろう。」
あんぽんたんとおたんちんはともにメジャーな表現ではない
あんぽんたんとおたんちんはともに人をバカにする意味を持っており、意味としてはかなり似ていると言えるでしょう。
だから、両者を区別するのは大変と評価できる可能性があります。
でも、両者はそんなにメジャーな表現ではないので、日常生活において当たり前に見聞きするとは言い難いです。
やや珍しい表現と言えると思われます。