得意げは「自慢や誇示をすること」。
「自慢」と言い換えると分かりやすい。
鼻に掛けるは「得意げに振る舞うこと」。
「得意げ」と言い換えると分かりやすい。
「得意げ」は何かたまたま知っていることがあると自慢や誇示をする態度のことを言います。
それは別の言い方をすれば「鼻に掛ける」となり知っていることを何回も話すことをします。
「得意げ」は鼻に掛けている様子のこと
「得意げ」は「自慢げ」とも言い、自分は良く知っているということを自慢することや鼻に掛ける様子のことです。
たまたま周囲が知らないことを知っていたとすると、そのことを誇らしげに言いふらすことを「得意げ」な様子と言います。
また、英語など特定の能力があるとそのことを強調することで自慢をします。
やたら英語を交えて話しをするといういやらしい行為が鼻につくのです。
「鼻に掛ける」は自慢のこと
「鼻に掛ける」は例えば英語の場合、日本語では余り使わないフレーズを頻繁に使い、英語を「鼻に掛ける」ことをします。
専門的な知識も同じで、「皆さんは知らないかも知れないが・・・」と言う前提で話をする様子は「鼻に掛ける」「鼻につく」などと言います。
何かの資格を保持している場合もそのことを強調する余り、顰蹙を買うことになります。
「得意げ」な様子は「鼻に掛ける」こと
「得意げ」に話をすることは周囲からすると「鼻に掛けている」と映ります。
人は学歴や資格、経歴などで判断するものではなく、正しくはその人の人間性の良し悪しで判断します。
学歴や資格、経歴、肩書などをひけらかし、「得意げ」に自慢をする人の人間性はどうなのかと疑ってしまうのです。
それらを「鼻に掛けている」ことと同じなのです。
「得意げ」と「鼻に掛ける」とは
「得意げ」に話をすることは、「鼻にかけて話をしている」ことになります。
専門知識や英語、芸能裏話、経歴や資格などその人が得意とする分野に話の流れが向くと、「得意げ」となり「鼻に掛けた」話をしてしまいます。
「得意げ」も「鼻に掛ける」も周囲から見れば意味は同じようなものです。
聞いている方は楽しくはないのですが、本人は満足しているのです。