くしゃくしゃは「紙や布などがしわだらけになってしまっている状況のこと」。
あえてそういう風にしている状況も多くあり、事が上手くいかないときに紙を握りつぶしたりすることがありますが、その結果くしゃくしゃな状態になるのです。
しわくちゃは「しわが多く存在して、それが目立っている状況のこと」。
しわくちゃに関しては紙や布に対して使うことは少ないものの、いろいろなケースで使用できる言葉です。
「くちゃくちゃ」の意味
くちゃくちゃとは、紙や布などがしわだらけになってしまっている状況のことです。
そういったものがしわだらけになっているシーンで使いますが、たいていは自然にそうなることはありません。
人間が意図的にやった結果、そのような状態になることがほとんどなので、くちゃくちゃに関してはそこを覚えておく必要があるでしょう。
「しわくちゃ」の意味
しわくちゃとは、しわが多く存在して、それが目立っている状況のことです。
しわくちゃについては、紙や布に対して使うことはあまり多くありません。
ただ、いろいろなものに対して満遍なく使うことができるため、紙や布を含めてどんな場合でも使用できるような言葉と評価できるでしょう。
だから、こちらはかなり高い頻度で使用する可能性があります。
「くちゃくちゃ」と「しわくちゃ」の用法や用例
「いいアイデアが全然出てこないな。
作家としてこれは致命的だろう。
イライラし過ぎて、原稿用紙を何度も丸めて捨ててしまったから、くちゃくちゃになった紙が大量にあるな。」
「ずっと着ていない洋服があったのだが、タンスの奥に無理矢理しまってあったせいで、しわくちゃになっていた。
ちょっとこのままでは着られないな。」
くちゃくちゃとしわくちゃは状態としては似ている
くちゃくちゃとしわくちゃに関しては、言葉としても若干似ていますが、状態としてもほぼ同じです。
しわが存在していて、それが目立っている状況と言えるでしょう。
しかし、くちゃくちゃは紙や布に対してよく使いますけど、しわくちゃはいろいろなものに対して使っていけるので、そこは両者を見分けるポイントといえるはずです。