きびきびは「動作などに関して、見ていて気持ちいいほどに俊敏であること」。
つまり、動作が非常にスピーディーであるようなシーンで使っていく言葉です。
きびきびに該当するシーンは、見ている人々を心地よくさせる力があります。
さくさくは「水などが滞りなく、軽快に流れていく状況のこと」。
そこから転じて、物事が滞りなくスムーズに進んでいく状況を表すことがあります。
「きびきび」の意味
きびきびとは、動作などに関して、見ていて気持ちいいほどに俊敏であることです。
動作が素早い、スピーディーであるという意味になり、作業などの進捗度合いが非常に優れているといった意味で使用されます。
周囲から見て心地いいほどの動きをしている際に使われ、本人の能力が高いといった意味で使用されることが多いと言えます。
「さくさく」の意味
さくさくとは、水などが滞りなく、軽快に流れていく状況のことです。
水に対して本来は使っていく言葉ではあるものの、実際はそれ以外の場面でも普通に使用されます。
人間の動きなどが軽やかであるような状況で使用されるので、結果的にはきびきびと同じような意味を表すことがあると言えるのです。
違いはあまりないと言えます。
「きびきび」と「さくさく」の用法や用例
「あの新入社員はいつ見ても気持ちがいいよな。
常に仕事をきびきびと行っていて、やる気が非常に感じられる。
あいつを見ていると、こっちまでやる気が出てくる状態だよ。」
「今日は仕事がさくさく進んで、非常に充実した毎日だった。
おかげで残業せずに帰ることができるし、とても機嫌がいい状況でアフター5を迎えられそうだ。」
きびきびとさくさくは同じような意味で使われやすい
きびきびとさくさくは似たような意味として使用される言葉と言えます。
どちらも動きなどが軽快で、スピーディーであるという意味で使われやすいのです。
したがって、実際のところは区別が難しい状況と評価できるでしょう。
ただ、さくさくについては元々は水に対して使用する言葉なので、そこに関しては覚えておいた方がいいです。