げんなりは「呆れたり、疲れたりしたために何らかの行動をとるのが嫌になっている状態のこと」。
やる気を失っている、行動する気がなくなっていると言えるケースで使っていきます。
うんざりは「これ以上我慢できないほどに嫌になっている状況のこと」。
嫌になっているという意味では、げんなりとほぼ同じ状況を表している言葉と言えます。
ただ、理由は特定されていません。
「げんなり」の意味
げんなりとは、呆れたり、疲れたりしたために、何らかの行動をとるのが嫌になっている状態のことです。
呆れや疲労が原因である点は重要であり、それによってやる気が減退してしまったケースで使っていきます。
このような状況は日常的に普通にありえるため、そんなに珍しいものではありません。
したがって、使用する機会は非常に多くあると評価できるはずです。
「うんざり」の意味
うんざりとは、これ以上我慢できないほどに嫌になっている状況のことです。
嫌になっている状態自体はげんなりと同じような意味と評価できるはずです。
しかし、げんなりの場合には特に理由は明確になっておらず、いろいろなシーンで使用することが可能と言えるでしょう。
だから、嫌になった原因は特に関係ないという部分に関しては覚えておく必要があるのです。
「げんなり」と「うんざり」の用法や用例
「今日は1日中仕事をしていたせいで、完全にげんなりしてしまった。
何もやる気がわいてこない。
でも、飯くらいはちゃんと食べておかないとな。
明日も仕事があるわけだし。」
「あいつはお金を貸すと絶対に自分から返してこない。
こっちが催促してようやく返そうとするような状況だから、もううんざりだよ。
絶対にお金は貸さないと決めた。」
げんなりとうんざりはともに何かをするのが嫌になること
げんなりとうんざりに関しては何かの行動をとることが嫌になっている状況を指しています。
したがって、かなり似た意味を持つ言葉です。
しかし、げんなりは呆れたり、疲れたりすることが原因ですけど、うんざりは特に原因は確定しておらず、いろいろなシーンで使用できるので、そういった部分の違いは覚えておくと良いと言えます。