あからさまは「包み隠さないで、全てを明らかにする状況のこと」。
はっきりと何かを表現したりするときに使っていきます。
何も隠す気がない、そんな雰囲気のときに使用するのです。
露骨は「自分の気持ちなどを一切隠すことなく、そのまま表すこと」。
あからさまと意味はほとんど変わらない状況です。
本心をさらけ出すような、そういうったシーンで使っていくことが多いです。
「あからさま」の意味
あからさまとは、包み隠さないですべてを明らかにする状況のことです。
明らかに特定の何かをそのまま表現しているときに使います。
暗に意味するとか、そういった状況ではなく、態度にそのまま本音が出ているような、そんな雰囲気で使っていくのです。
あからさまについては、無意識のうちに態度に出ているケースが割とあると言えるでしょう。
「露骨」の意味
露骨とは、自分の気持ちなどを一切隠すことなく、そのまま表すことです。
あからさまとの違いは非常に難しく、かなり微妙な違いと言えるでしょう。
露骨についても無意識にそういった態度が出ていることがよくあるので、割と馴染みを感じられる可能性はあると言えます。
露骨とあからさまは使用頻度も同じくらいなので、区別は難しいです。
「あからさま」と「露骨」の用法や用例
「あいつって、あからさまにあの女の子だけに対しては優しいよな。
絶対に好きなんだと思うよ。
完全にそれがバレている状況で、誰が見てもそう思うはずなんだよ。」
「あの上司は嫌いな部下だと露骨に態度が変わるよな。
分かりやすすぎるから、あの人と一緒に仕事をするときには気を付けた方がいい。
嫌われるといろいろと大変だろうから。」
あからさまと露骨は同じ意味と評価できる
あからさまと露骨の差はほとんどありません。
意味の違いはほぼないと言えると思います。
どちらも自分の心のうちがそのまま態度に出ているような、包み隠さない状況を表しています。
こういったものは無意識に出ている可能性があり、本人が自覚していないケースも多くあるでしょう。
また、両者は使用頻度も変わらないので、区別しづらいと感じられるはずです。