裏切るは「特定の期待に背く行動をとること」。
自分以外の人間が自分に対して期待した内容に関して、実行しないことという意味があります。
いろいろなシーンで使っていくことができます。
すっぽかすは「約束を破ること、自分がすべき仕事をやらないで放っておくこと」。
約束を破る、義務を履行しないなどの意味で使われると言えます。
「裏切る」の意味
裏切るとは、特定の期待に背く行動をとることです。
自分にかけられた期待通りに行動をしないときには裏切るという言葉が使えます。
こういったシチュエーションにおいてはどんな場合であっても使用できる言葉なので、裏切るというのはアバウトな意味ではありますけど、使用頻度はそれなりに高い状況が想定されると言えるはずです。
「すっぽかす」の意味
すっぽかすとは、約束を破ること、自分がすべき仕事をやらないで放っておくことです。
約束を破るシーン、自分の義務を放棄するシーンなどで使うことができる言葉です。
ただ、こういった状況は期待に背く状況と大差ないので、裏切るという言い方もできますが。
だから、すっぽかすと裏切るは似た意味を持つ言葉と言えるのでしょう。
「裏切る」と「すっぽかす」の用法や用例
「面接のときには内定を出したら自社に入社すると言っていたが、いざ本当に内定を出したら、自社には入ってこなかった。
あの学生は完全に私たちを裏切る行為をしたな。」
「今日は俺が日直だったんだが、それをすっぽかすことになってしまい、もう1人の日直の人間に怒られてしまった。
そして、俺は明日も日直をやることに決まった。」
すっぽかすは裏切る行為の一種
裏切るとすっぽかすは特定の人間が期待した通りに行動しない状況を指しています。
したがって、意味はだいたい同じと言えるでしょう。
ただ、裏切るの方が範囲が広い状況です。
そういう意味では、すっぽかすは裏切るの一種と評価できるはずです。
すっぽかすもそこそこ使う機会があるでしょうけど、裏切るの方が使用できるシーンは多いかもしれません。