微塵は「ごくわずかな量のこと」。
特定のモノの量がほんの少ししかないと言えるような状況で使っていきます。
極小は「きわめて小さいこと」。
特定のモノのサイズがかなり小さいと言えるような状況で使っていく言葉です。
極小に関しては、量ではなくてあくまでもサイズを表した言葉なので、そういった部分に違いがあると言えるでしょう。
「微塵」の意味
微塵とは、ごくわずかな量のことです。
量がわずかしかない、ほとんどないと言えるような状況で使っていきます。
ただ、わずかしかないということは、一定量は存在するということで、そこは注意点と言えるでしょう。
微塵という言葉はそれなりにメジャーな表現であるため、無意識に使っている人は世の中に非常に多くいるはずです。
「極小」の意味
極小とは、きわめて小さいことです。
サイズがかなり小さいと言えるようなケースで使っていく言葉です。
量ではなく、サイズに対して使うのでそこは特徴的と言えるでしょう。
サイズが小さいというのは非常に漠然としていますが、人間の目で一応確認できる範囲であることが多いです。
しかし、細かい部分まで詳細に確認するのは厳しいケースが多いでしょう。
「微塵」と「極小」の用法や用例
「食事をしているときにマヨネーズを使いたくなったのだが、気が付いたらほとんど残っていなかった。
微塵と言える量はあったものの、これでは満足できなかったんだ。」
「掃除をするときには、かなり集中して行っていく必要がある。
そうしないと極小のゴミなどを見過ごしてしまう可能性があるから。
できるだけ綺麗にするには、そういった存在もきちんと処理すべきだろう。」
微塵と極小は似ているようで違う意味
微塵と極小に関しては、パッと見では意味はかなり似ているように感じるでしょう。
しかし、実際は異なる面が存在しているのです。
微塵は量に対して使う言葉であり、極小はサイズに対して使うので、そこで明確な違いを見出すことができます。
したがって、実際にこれらの言葉を使用する際には、こういう部分に気を付けないといけないのです。