「特有」と「固有」の違い・意味と使い方・由来や例文

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特有は「ある種類のものが特に持っている性質のこと」。

何らかの種類に属しているものだけが特に有していると思われる特徴を示した言葉と言えるでしょう。

固有は「それだけにあるもののこと、元から存在するもののこと」。

主に2つの意味があるため、どちらも知っておく必要があります。

特に元からあるものという意味は固有ならではです。

「特有」の意味

特有とは、ある種類のものが特に持っている性質のことです。

ある種類に属しているものだからこそ持っていると言える特徴などを指す言葉ですから、それぞれの種類ごとに特有と言える部分はちゃんと存在するはずです。

その中身が違っているだけで。

したがって、特有に当たる要素は世の中にいくつも存在していると言える状況でしょう。

「固有」の意味

固有とは、それだけにあるもののこと、元から存在するもののことです。

前者に関しては特有と同じような意味の言葉と言えます。

しかし、後者は固有ならではの言葉と評価できるでしょう。

固有に関しては、2つの意味が存在しているため、その都度どっちの意味で使用されているのかの判断をしっかりと行う必要があると言えるのです。

「特有」と「固有」の用法や用例

「このミスは多くがやり勝ちなんだよな。

この問題特有というか、この問題を解く際にはこういうミスが本当に発生しやすい。

したがって、常に注意しながら解くべきなんだ。」

「これはこのゲーム固有のアイテムだ。

後から獲得していったわけではなく、元からキャラが持っていたものなんだ。

だから、全てのプレイヤーがこのアイテムを使用することができる。」

特有と固有は同じ意味を持っている

特有と固有に関しては、同じような意味を持っている言葉です。

特定の種類のものだけ、それだけにある要素に対してどちらも使うことができるので、その点に関しては2つは同じ意味と言えます。

ただ、固有は元から存在しているものという意味もあるので、これに関しては特有との違いになると言え、そこで区別をすると良いです。

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