余命は「特定の人に残された人生の期間のこと」。
基本的には重い病気などにかかり、せいぜい残り数年程度までしか生きられないようなケースで使われやすい言葉です。
余生は「特定の人に残された人生の期間のこと」。
意味としては余命にかなり近いですが、余生は病気などにかかっていなくても使うことが可能です。
したがって、数十年といったケースもありえます。
「余命」の意味
余命とは、特定の人に残された人生の期間のことです。
多くの場合には、残りの人生が多くても数年程度と見込まれるような状況で使っていきます。
たいていは重い病気にかかっており、完全に回復することが不可能と思われる場合に使うのです。
多くの人たちがいずれ経験する可能性がある言葉と言えるため、馴染みがそれなりにあると想像できるはずです。
「余生」の意味
余生とは、特定の人に残された人生の期間のことです。
余命とは違い、何らかの病気にかかっていない状況でも使うことができます。
したがって、数年以内といった短い期間のみならず、数十年といった非常に長い期間でも使用することができるのです。
ただ、普段の生活で余生という言葉を実際に使用するシーンはあまり多くありませんが。
「余命」と「余生」の用法や用例
「もし自分が余命を宣告されたら、どの様に過ごすだろうかということをたまに考えることがある。
いずれ自分の人生も実際にそうなるかもしれないのだから、今のうちに考えておいてもいいだろう。」
「自分の余生はあとどれくらいあるのだろう。
そんな部分を考えてもしょうがないけど、不意に考えてみたくなることがあるんだよね。」
余生は常に使える言葉
余命に関しては、基本的に使えるシーンは限られています。
何らかの病気にかかり、残りの人生が長くても数年程度と言えるシーンでの使用が一般的です。
ただ、余生に関しては生きている人間であれば常に使うことができます。
だから、誰にとっても使用できる言葉と言えるのです。
しかし、実際に普段の生活で余生という言葉を使用する機会はほとんどありません。