無様は「体裁が悪いこと、みっともない状態のこと」。
見た目や行動などに関して少なからず恥ずかしい気持ちを抱く際に使っていく言葉です。
対象を見下すようなニュアンスを持っています。
不格好は「格好悪いこと、見栄えが悪いこと」。
無様と同じような意味の言葉であり、恥ずかしい思いをするようなシーンで使っていくことが多いです。
「無様」の意味
無様とは、体裁が悪いこと、みっともない状態のことです。
見た目や行動などにおいて一般的に恥ずかしい感覚を覚える際に使っていく言葉と言えます。
どちらかと言えば、自分よりは他人に対して使うことが多いです。
自分から見て恥ずかしい状態にある人に対して、実際に無様と表現するのですが、使う対象を見下すような意味を含んでいます。
「不格好」の意味
不格好とは、格好悪いこと、見栄えが悪いことです。
したがって、基本的な意味は無様と大して変わりません。
だから、同じようなシーンで使っていくことができるでしょう。
しかし、不格好に関しては、他人に使うときであっても、その対象を見下すようなニュアンスは存在しないため、そこは無様との違いになると言えるでしょう。
「無様」と「不格好」の用法や用例
「俺の同僚は会社のお金を横領していたことがバレて、会社を解雇されて、挙句の果てに妻に逃げられてしまったらしい。
ここまで無様な状態の人間を見たことがないな。」
「思った以上に身体が大きくなってきて、学校の制服のサイズが合わなくなってきたな。
おかげで非常に不格好な見た目になってしまっている。
どうしたらいいものか。」
無様と不格好は恥ずかしい状況を表している
無様と不格好に関しては、ともに恥ずかしい状況を表す言葉と言えます。
したがって、同じような場面で使うことができるのです。
ただ、無様は自分よりは他人に使うことが多く、かつその対象となる人物を見下すようなニュアンスが含まれています。
だから、似たような言葉ではあるものの、違いを見出すことは可能となっています。