「青書」と「白書」の違い・意味と使い方・由来や例文

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青書は「外務省が発行する外交についての記録のこと。」

「外交白書」と言い換えると分かりやすい。

白書は「各官庁が発行する様々な現状報告・記録のこと」。

「現状報告」と言い換えると分かりやすい。

基本的にはすべて白書ですが、外務省の白書のみ慣例として「外交青書」と呼ぶのは表紙の色から来ています。

内容は「白書」と同じものです。

外交「青書」とは外交白書のこと
「青書」は外務省が出す、外交の白書のことですが、初めて発行したときの白書の表紙の色が青色であったことから、以後「外交青書」と言う呼び方になっています。

「白書」は表紙の色が白と言う訳ではなく、「報告書」としての性格から白書と言われます。

「外交白書」は我が国の外交記録や周辺国との交渉、懸案事項なども盛り込まれているもので、周辺国の注目度も高いものです。

「経済白書」は知られたもの
「白書」は各官庁が所管のことについて、現状分析をして課題を明らかにし施策に反映させるものです。

国民向けに作られるものですが、余り知られていません。

「経済白書」はその中でも知られているものになります。

経済の現状や課題について、問題提起をします。

国内経済や貿易収支・資本収支など多くの課題について説明がなされます。

なぜ外務省の「白書」だけが「外交青書」なのか不思議
「白書」の由来はイギリスが発行した外交文書の表紙が白であったことです。

転じて日本でも同じように、すべての官庁が出す報告書を「~白書」と言います。

例外として外務省の「外交白書」は表紙が青色でスタートしたために「外交青書」と呼ばれているだけです。

自治体の発行するものも入れて白書の種類は雑多で全部で48種類もあります。

「青書」「白書」

「青書」は外務省が発行する白書に該当するものになります。

多くの記録や周辺国との軋轢・課題などに咲いて問題提起をしているものです。

「白書」はイギリス由来の言葉ですが、各官庁の活動記録と言うものです。

国民向けになっていますが、馴染みが余りありません。

「経済白書」は中でも良く知られたもので、国民生活に密着した問題を扱っています。

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