通用するは「広く受け入れられること」。
世の中の多くの人たちに受け入れられる考えなどに対して使う言葉です。
多くの人たちが正しいもの、妥当なものと認めるようなケースで使っていくことになります。
まかり通るは「堂々と通ること」。
普通に通るわけではなく、堂々と通るという意味の言葉です。
まかり通るに関しては、どちらかと言えば否定の意味で使われやすいと評価できます。
「通用する」の意味
通用するとは、広く受け入れられることです。
世の中の多くの人たちに認められるという意味になるでしょう。
特定の考えなどに対して使われる言葉となっており、通用するという言い方をする際には多くの人たちが認める、つまり世の中的に正しいものという扱いになるという意味になります。
日常生活の中でたまに見聞きする言葉と言えるでしょう。
「まかり通る」の意味
まかり通るとは、堂々と通ることです。
堂々と通るという状況に関しては、想像しづらい光景ではありますが、そういった意味を持った言葉なのです。
まかり通るに関しては、どちらかと言えば否定的な意味で使われることが多く、そんなことがまかり通ると思っているのか、といった使い方をしていくので、あまりいいイメージを持たれない言葉かもしれません。
「通用する」と「まかり通る」の用法や用例
「この投手は高卒でそのままプロに入っても通用するんじゃないかな。
多くが認めるような成績を1年目から残しそうな気がする。
それくらい素晴らしい逸材だと思うんだよね。」
「そんな考えがまかり通るような社会ではないだろう。
お前の考えは甘すぎるぞ。
もっと自分を律して生きていかないといけない。
そうしないとお先真っ暗になる。」
通用するとまかり通るはほぼ同じ意味
通用するとまかり通るに関しては、意味としては同じようなものです。
だから、違いを説明するのは難しいです。
強いて言うならば、通用するは他人から認められる必要があり、まかり通るは否定的な意味で使用されるケースが多いという点に違いがあります。
通用するとまかり通るについては、そういった部分で区別をすると良いでしょう。