パラパラは「粒状のものが散るように落ちる音のこと。」
「にわか雨」と言い換えると分かりやすい。
バラバラは「粒状のものが集中的に落ちる音のこと」。
「大粒の雨」と言い換えると分かりやすい。
どちらも粒状のものが落下する様子なのですが、パラパラはより軽く散発的なもので、「バラバラ」は強い音で集中的に落ちることです。
「パラパラ」はにわか雨のイメージ
「パラパラ」は雨に例えればにわか雨と言ったところです。
雨粒が霧雨より大きめで、散発的に降る様子がぴったりです。
また、本や雑誌などのページを「パラパラ」とめくる音、「パラパラ」と鳩に餌をばらまく様子、一時大流行した「パラパラ」ダンス、客の入りが少なく「パラパラ」だなどと使います。
全体に弱い感じになります。
「バラバラ」は大粒の雨のイメージ
「バラバラ」は雨に例えれば勢いのある大粒のやや強い雨です。
急に「バラバラ」と激しい音を立てて大粒の雨が降る様子になります。
また、纏まっているものを「バラバラ」にすること、解体現場で建物を「バラバラ」にすること、「バラバラ」殺人と事件に使うこと、人が「バラバラ」に集合すること、ものを「バラバラ」と落とし続けることなどと使います。
「パラパラ」は少なく弱く、「ばらばら」は多く強いこと
「パラパラ」と言う言葉はは量もあまり多くなく勢いも弱い感じがします。
「バラバラと言う言葉は量が増えて勢いも強く感じます。
雨ばかりではなく、粒であれば豆でも雛あられでもパチンコ玉でも化学肥料でも良いのです。
また、人の動きでも使い「パラパラ人数が少なく、「バラバラ」行動が別々で纏まりのない様子になります。
「パラパラ」「バラバラ」
「パラパラ」は物が落下する様子のうち、量が少なく勢いの弱いさまを表します。
例えばにわか雨が降る様子や何か粒状のものを撒く様子がこれに当たります。
また、「パラパラダンス」や人が「パラパラ」の少ない状態も言います。
「バラバラ」は例えば大粒の雨が降る様子や「バラバラ殺人事件」や人が「バラバラ」の纏まりの無い状態なども表します。