「拒否」と「峻拒」の違い・意味と使い方・由来や例文

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拒否は「自分に対する要求などを断ること、嫌だという姿勢を見せること」。

拒否という言葉を使うかどうかは別として、拒否にあたる行為をしている人は世の中にかなり多くいます。

峻拒は「自分に対する要求などを厳しく断ること」。

拒否と比べて、その態度に特徴がある言葉です。

単に嫌がるだけではなく、心から嫌がっている態度を見せるという意味になります。

「拒否」の意味

拒否とは、自分に対する要求などを断ること、嫌だという姿勢を見せることです。

拒否という言葉は頻繁に使うわけではないものの、拒否にあたる行動は多くが何気なくしているはずです。

無意識のうちにやっている行為なので、全く珍しくありません。

そういう意味では、拒否という概念自体、多くの人たちにかなり馴染みがあると言えます。

「峻拒」の意味

峻拒とは、自分に対する要求などを厳しく断ることです。

普通に嫌がる姿勢を見せるだけではなく、心から嫌がっている態度を見せる状況で使います。

拒否にあたる行為は多くが日常生活の中で何気なくやっているものの、峻拒にあたる行為をしている人はあまり多くないでしょう。

そして、峻拒という言葉に関してはかなりマイナーと言えるはずです。

「拒否」と「峻拒」の用法や用例

「今年から部活動の部長をやることになってしまった。

最初は拒否したんだけど、他の部員がみんな俺を推薦するから、雰囲気的に断りづらくなってしまったんだよ。」

「学級委員をやってほしいと担任から頼まれていた子、かなり嫌がっていたな。

意地でもやらないみたいな雰囲気を感じたんだ。

あれは完全に峻拒という態度だったな。」

拒否と峻拒は態度の違い

拒否と峻拒はどちらも特定の要求などを断るという行為を指しています。

ただ、拒否は普通に断るだけですけど、峻拒は厳しく断るので、その態度の部分には大きな違いがあります。

したがって、そういった面で区別をしていくのです。

ただ、拒否と違って、峻拒にあたる行為をするケースは多くなく、峻拒という言葉に関してもかなりマイナーと言えます。

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