「偶発」と「突発」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

偶発は「偶然に起きること。」

「偶然」と言い換えると分かりやすい。

突発は「突然に起きること」。

「突然」と言い換えると分かりやすい。

偶然はたまたまという確率で起きることです。

たまたまという確率はどのぐらいなのか、ハッキリしませんがあるものです。

突発は突然起きるのですが、突然とは確率は少ないかないと同じです。

「偶発」は確率的にまれなこと

「偶発」は飛行機事故のように確率的には低いのですが、たまたま起きる事柄のことを言います。
確率的には分母の数が大きいほど、確率は低くなりますので、「偶発」は分母が大きくなればなるほど起きにくいと言えます。

百分の一と千分の一とでは千分の一の方が起きにくいということです。

しかし、「偶発」という概念からは千分の一の方が「たまたま」と言えるのです。

「突発」は突然に起きること

「突発」は不意に突然起きることで、予期しないことですから確率も天文学的に少ないかないと言えます。
「偶発」の確率とは比較にならないかも知れない、非常に小さい確率で起きるために突然感があるのです。

「偶発」が確率は低くても予期出来ることに対して、「突発」は確率が極々少ない存在しないために予期出来ないのです。

「偶発」は予期出来るが「突発」は防止が出来ない。

「偶発」事故と「突発」事故を考えますと、前者はたまたまのことですがある確率で起きる事故と言えます。

後者は突然予期しないで起きるものですから、防ぐことは出来ません。

「飛行機事故」と「落雷事故」を考えると分かりやすいかも知れません。

前者は予期も防止策も出来ますが、後者は予期が出来ても自然現象なので防止は難しいと言えます。

「偶発」「突発」

「偶発」は「突発」で、「突発」は「偶発」と言えるかも知れません。

これらの言葉は例えばある飛行機事故が発生した場合、「偶発的」で突然なのですから、「突発的」とも言えるのです。

「偶発」はたまたま、「突発」は不意にということですが、同時に起きるものです。

つまり、たまたまなことが、ある日不意に起きるということです。

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