善玉は「善人のこと」。
「善い魂」と言い換えると分かりやすい。
悪玉は「悪人のこと」。
「悪い魂」と言うと分かりやすい。
善玉・悪玉はもともと善魂・悪魂と言っていました。
江戸時代の戯作者が善玉・悪玉という言葉を使ったのが始まりです。
意味は勿論、善人・悪人のことです。
中でも悪玉は悪人の頭のイメージがあります。
「善玉」は善人のことから「善いもの」に転化しています。
「善玉」は「善いもの」という意味から「善玉コレステロール」や「善玉菌」という言葉が生まれています。
前者は血中にあるコレステロールで体に良い働きをするものを言い、また、腸内で体に良い働きをする菌のことも言うようになりました。
善玉コレステロールは増えすぎた悪玉コレステロールを抑え、回収するものです。
後者の善玉菌は乳酸菌などのことを言います。
「悪玉」は悪人のことから「悪いもの」に転化しています。
「悪玉」は「悪いもの」から「悪玉コレステロール」「悪玉菌」という言葉が生まれています。
前者は血中にあるコレステロールで増えすぎると血管の壁に付着して動脈硬化を引き起こし、血栓の元にもなります。
「善玉コレステロール」により回収がなされるのです。
後者の「悪玉菌」は腸内フローラのバランスを崩すもので、「善玉菌」により防止します。
「善玉・悪玉コレステロール」はバランスが大事
コレステロール自体は体にとり必要な成分ですから「悪玉コレステロール」が無くなれば良いというものではありません。
あくまでバランスが大事で同じ程度のものが一番良いのです。
「善玉菌」についても「悪玉菌」の増殖を抑え、腸内フローラのバランスを整えているのです。
一方が無くなることは良くなく、両方が共存することが大事なのです。
「善玉「悪玉」
「善玉」は「善い魂」のことで「善い人」となり「善いもの」に転化した言葉です。
「善玉コレステロール」「善玉菌」などの言葉があります。
「悪玉」も「悪い魂」となり「悪い人」となり「悪いもの」になったものです。
「悪玉コレステロール」「悪玉菌」という言葉もあります。
「善玉」「悪玉」はバランスが大事で共存することが大切です。