「謹慎」と「自粛」の違い・意味と使い方・由来や例文

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謹慎は「言行を慎みながら生活をすること」。

控えめで、おとなしい生活を心がけるという意味があります。

現実では有名人が謹慎処分に課せられるケースがよくあります。

自粛は「自ら日ごろの行動や態度などを慎んで生活すること」。

謹慎とは違い、自らそういったことを行う際に使う言葉です。

自発的に行う点がポイントと言えます。

「謹慎」の意味

謹慎とは、言行を慎みながら生活をすることです。

控えめで、おとなしい生活を実践することを意味しています。

謹慎にかんしては、特に何らかの悪いことをしたときに、それに対する罰として謹慎の義務が課せられるケースがあります。

有名人が謹慎処分になるといったことは現実でもよく見られる光景と言えるでしょう。

どちらかと言えば他人から強制されて行う行為です。

「自粛」の意味

自粛とは、自ら日ごろの行動や態度などを慎んで生活することです。

誰かに強制されてそういったことをするのではなく、自らやるという点に特徴があります。

謹慎と意味はほぼ変わらないものの、自発的にやるかどうかという点で違いがあるでしょう。

強制されたり、圧力に屈したりする際には自粛という言葉は馴染まないと言えるのです。

「謹慎」と「自粛」の用法や用例

「不祥事が発覚したあの芸能人はしばらく謹慎を事務所から言い渡されたらしいな。

当分はテレビなどで見ることができないのは非常に残念だと言える。」

「こういう世の中の現状を踏まえると、自粛をしようという気分になってくるな。

他の人たちがどう考えるかは分からないけど、私としてはなんとなく自粛の気分になってしまうんだ。」

謹慎と自粛の差は割と分かりやすい

謹慎と自粛に関しては、意味それ自体はあまり変わりません。

しかし、謹慎は誰かに強制されるケースを含むのに対して、自粛は自ら行うものなので、そこに違いがあります。

謹慎と自粛については、どちらも割と日常生活の中で見聞きする言葉と言えるため、こういった部分で違いが存在している状況はしっかりと理解しておいてほしいです。

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