「のら猫」と「どら猫」の違い意味と使い方・由来や例文

B!

のら猫は「雇い主のいない屋外で生活している猫のこと」。

「野外猫」と言い換えると分かりやすい。

どら猫は「食べ物などを盗む猫のこと」。

「盗人猫」と言い換えると分かりやすい。

普通に人家で買われている家猫と区別しているのは「のら猫」、しかし、食べ物を盗む猫は「のら猫」とは限りません。

「家猫」でも「のら猫」でも「野生猫」でも「どら猫」はいるのです。

「のら猫」は管理者のいない猫のこと

「のら猫」は「家猫」とは区別される飼い主・管理者のいない、人家の周囲で生活している猫のことです。
元来、猫は人と共に生きている動物のため、「のら猫」もまた人間に依存をして生きています。

ある一定の範囲を縄張りにしている「のら猫」は、自分で独立して生きているものや、地域の人々に可愛がられて餌を貰っている「地域猫」などがいます。

「どら猫」は人が管理している食物などをかすめ取る猫のこと

「どら猫」はサザエさんのテーマソングにも出て来る魚を咥えて逃げる猫のことです。
野性猫やのら猫がすると思い勝ちですが、食べ物を盗む猫は「どら猫」になります。

「家猫」でも決められた餌以外にしまっておいた餌やゴミ袋を物色する猫は「どら猫」なのです。

アニメのドラえもんは「どら猫」をイメージしたのかも知れません。

「のら猫」は「どら猫」になり易い。

その日暮らしの生活を強いられている「のら猫」は、どうしても「どら猫」になり易いのかも知れません。

「のら猫」も縄張りの中で餌がある場所を知っていますし、生ゴミを漁ることは有っても、人間の近くに居れば近所の人が餌を与えているのです。

そのような事は多く見受けられ、猫たちは当てにもしているのです。

また、「のら猫」は繁殖力が強いのですが、「家猫」と比較すれば長生きはしていないようです。

「のら猫」は管理する人がいない猫のこと、「どら猫」は食べ物を盗む猫のこと

「のら猫」は飼い主がいない猫のことで、「家猫」と区別される存在ですが、「地域猫」のように人から餌を貰っている猫もいます。
「のら猫」は餌がもらえる家を覚えているので、定期的に催促もする事があります。

しかし、不安定ながら行動が自由な世界に生きているのです。

「どら猫」はゴミ漁りをする猫ですが、「のら猫」だけとは限りません。

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