「オルガン」と「パイプオルガン」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

オルガンは「足踏み式の送風装置で風をリードに送り音を出す鍵盤楽器のこと」。

「リード式オルガン」と言い換えると分かりやすい。

パイプオルガンは「加圧した空気を笛の付いたパイプに送り音を出す鍵盤楽器のこと」。

「教会オルガン」と言い換えると分かりやすい。

オルガンにはそのほかエレクトーンと言う商品名の電子オルガンもあります。

「オルガン」はリードを震わせ音を出す楽器のこと

「オルガン」はパイプオルガンと区別するために「リードオルガン」と言われています。
リードとは鍵盤毎に付いている金属の薄い板のことで、「リードオルガン」はハーモニカを思い浮かべれば理解できると思います。

ハーモニカと音を出す原理は全く同じで、装置を大型にしただけのものになります。

音を出すためには常に足踏み装置を動かす必要があります。

「パイプオルガン」は教会にあるオルガンのこと

「パイプオルガン」は比較的大掛かりなもので、大きなキリスト教会には大体設置されているものです。
讃美歌の演奏や宗教音楽を演奏するために設けられています。

原理は空気を圧縮して置いて、鍵盤毎に付けられている「パイプ」と言う大きな金属製の円柱形の笛の付いた筒に送り込み音を出すのです。

共鳴音はかなり大きく荘厳な感じのするもので、教会に相応しい存在です。

「オルガン」は学校に、「パイプオネガン」は教会にあるイメージ

「オルガン」はピアノが普及していなかった時代には、学校の音楽教育に欠かせないもので、田舎の分校にあるイメージが強い楽器でした。
鍵盤楽器であるため、ピアノの練習としても使うことが出来ましたが、ピアノのような音の強弱は強調装置で来るものの、継続音でペダルもなく基本的には演奏方法は別となります。

「パイプオルガン」は教会へ行けば聞くことが出来ますが、今ではコンサートホールに設置されていることも多くなりました。

「オルガン」は3つのタイプがあります。

「オルガン」には「リードオルガン」「パイプオルガン」「電子オルガン」の種類があります。

「リードオルガン」はリードと言う金属片に空気を送り、震わして音を出します。

「パイプオルガン」はパイプと言う笛の付いた筒に空気を送り込み、筒に共鳴させ音を出します。

「電子オルガン」は電子的に音を作り出す電子楽器となります。

日本ではヤマハがエレクトーンと言う商品名で発売しています。

最新の記事はこちらから