「電子ピアノ」と「電気ピアノ」と「エレクトーン」と「シンセサイザー」の違い意味と使い方・由来や例文

B!

電子ピアノは「伝統的ピアノの音色を模した電子的楽器のこと」。

「キーボード」と言い換えると分かりやすい。

電気ピアノは「伝統的ピアノの音色を模してハンマーの強弱も取り入れた電子的楽器のこと」。

「エレクトリックピアノ」と言い換えると分かりやすい。

エレクトーンは「ヤマハが発売している電子オルガンのこと」。

「エレクトリックオルガン」と言い換えると分かりやすい。

シンセサイザーは「音が合成できる電子楽器のこと」。

「電子合成音楽器」と言い換えると分かりやすい。

「電子ピアノ」はキーボードのこと

「電子ピアノ」は伝統的なピアノの音を電子的音にして音階を合わせた楽器です。
音はやや平面的なものですが、音程は正確に出ますし、面倒な調律も必要ありません。

夜間でもヘッドフォンによる演奏が楽しめ、比較的安価なので気安くピアノを楽しむことが出来るのです。

また、伴奏やリズムも同時に音が出せる利点もあり、メロディーだけを奏でても伴奏が自動的に付き本格的な演奏が出来ます。

「電気ピアノ」は一つの音に強弱が付いています。

「電気ピアノ」は「電子ピアノ」と似ていますが、ピアノのハンマーを叩くときの強弱が再現されている点が異なります。

一つの音程でも音の強弱が付いているように聞こえるのです。

ピアノと同様に弦があり、弦をハンマーで叩くとその振動が電気信号に変換されて増幅され音が出る仕組みです。

弦の代わりに金属片・音叉をたたくことや弦を弾くことなどもあります。

「エレクトーン」はヤマハの商品名

「エレクトーン」は電子オルガンのことです。
オルガンですから、音はピアノの減衰音ではなく持続音となります。

2段のキーボード、足のペダルなど抗争も複雑です。

また、「エレクトーン」には様々な機能が付いているため、一人で多重演奏が可能となります。

「ひとりオーケストラ」「一人ロックバンド」などと言われる演奏も可能です。

「シンセサイザー」は合成音を作ります。

「シンセサイザー」は「シンセサイズ」と言う英語からそう呼ばれています。

電子音を「シンセサイズ=合成」する楽器のことです。

電気信号が出す発振回路を組み合わせることで様々な音色や強さを表現するのです。

仕組みは複雑で様々なタイプが存在します。

シンセサイザー作曲で有名な人は冨田勲・喜多郎・坂本龍一・藤掛廣幸・ミッキー吉野らがいます。

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