「ハリネズミ」と「ハリモグラ」、「ヤマアラシ」の違い・意味と使い方・使い分け

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「ハリネズミ」と「ハリモグラ」、「ヤマアラシ」は、いずれも背中にとげ(ハリ)がある動物ですが、分類学的に異なる目に属する動物です。

背中の針は、体毛が変化したものであり、それぞれが独立して進化しました。

体の大きさもかなり異なり、ヤマアラシが最も大きく、次いでハリモグラ、最も小さい動物がハリネズミです。

「ハリネズミ」の意味

ハリネズミは、ハリネズミ目ハリネズミ科の動物の総称です。

名前に「ネズミ」とついていますが、モグラに近い動物で、土を掘ったりトンネルと作ったりする種類もあります。

最近ペットとして人気があるハリネズミは、ヨツユビハリネズミで、体長は20センチ前後、体重は500グラム前後になります。

敵から身を守るため、針を逆立てたり、体を丸めて球状になったりします。

「ハリモグラ」の意味

ハリモグラは、単孔目ハリモグラ科の動物です。

ハリモグラの体長は30~45センチで、体重は2~8キロ程度になります。

哺乳類の中では、卵で生まれるという特殊な生態を持つ単孔目に属します。

オーストラリアに広く分布します。

ほぼ全身をクリーム色の針で覆われ、それぞれの針は独立して動かすことができます。

驚くと、体を丸めて球状になります。

「ヤマアラシ」の意味

ヤマアラシは、ネズミ目ヤマアラシ科(ユーラシアとアフリカに生息する)とアメリカヤマアラシ科(南北アメリカに生息する)の動物の総称です。

いずれの科のヤマアラシも、背中に長い針がありますが、別系統です。

異なる系統であるにも関わらず、類似した形質を獲得するという収斂(しゅうれん)進化の一例となっています。

ヤマアラシの場合、背中の針を攻撃に使用します。

肉食獣に対し、背中の針を逆立てて突進し、攻撃します。

ヤマアラシの体長は60~90センチ、体重は10~20キロ程度です。

分類学的に異なります

「ハリネズミ」と「ハリモグラ」、「ヤマアラシ」は、背中に針があるという点で似ていますが、それぞれハリネズミ目、単孔目、ネズミ目に属し、分類学的に全く異なる動物です。

背中の針は、収斂進化の結果です。

ハリネズミとハリモグラの場合、針の役目は防御のためであり、いずれも体を丸めて球状になることもあります。

しかし、ヤマアラシは、針を攻撃に使用する点で異なります。

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