「震源」と「震央」の違い・意味と使い方・使い分け

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震源は「地震が実際に発生した場所のこと」。

地下になることが多いですけど、地面の下にある部分の中で、具体的にどこで起きたのか?を説明するときに使います。

震央は「地震が実際に発生した場所の真上にある場所のこと」。

つまり、震央というのは地上ということになります。

地震が発生した場所の真上なので、非常に揺れを感じやすいと言えるのです。

「震源」の意味

震源とは、地震が実際に発生した場所のことです。

基本的には地下で起きることになりますけど、その地面の下の中で実際に起きた場所こそが震源なのです。

だから、震源というのは私たちが直接目で確認をすることが難しい場所であると言えるでしょう。

震源という言葉は、地震速報などでよく見聞きする言葉であると言えるはずです。

「震央」の意味

震央とは、地震が実際に発生した地点の真上の位置のことです。

つまり、震源の真上の位置にあたるので、震央は地上の位置になります。

震央に当たる場所は地震の揺れを特に感じやすい部分と言えるのです。

ただ、震源という言葉と比べると、震央という言葉はほとんど聞く機会がないです。

地震速報などでは震央という言葉はまず使われません。

「震源」と「震央」の用法や用例

「さっき起きた地震の震源はかなり近かったな。

だから、結構揺れたみたいだ。

実際は震源は地下になるから、距離はそこそこあったんだろうけどね。」

「地学を勉強していたときに習ったんだけど、震央という言葉もあるみたいだね。

この震央という言葉は日常生活の中ではまず聞かない言葉だけど、そういう考え方があるのは初めて知ったな。」

震源はともかく震央はまず聞かない言葉

地震に関して詳しくない人でも震源という言葉は知っているでしょう。

それはニュースなどで聞く機会があるからです。

しかし、震央に関してはニュースなどで聞くことがないので、言葉自体を知らない人もいるはずです。

震源と比べて、震央という情報は必要ないという判断なのかもしれませんが、震央に関しては馴染みのない難しい言葉とは言えると思います。

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