「聖歌」と「讃美歌」の違い・意味と使い方・使い分け

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「聖歌」は、「神聖な歌」という意味です。

「宗教歌」「讃美歌」のことです。

「聖歌」は、神をたたえる歌です。

特にカトリック教などで、式典で用いる歌のことです。

「聖歌隊」「グレゴリオ聖歌」のように使います。

「讃美歌」は、プロテスタント教会で、神または救い主を賛美する歌です。

「讃美歌第20番」「讃美歌集」のように使います。

「聖歌」の意味

「聖歌」は、神をたたえる歌です。

特にカトリック教などで、式典で用いる歌のことです。

「讃美歌」は、主にプロテスタントの用語です。

「クリスマス聖歌」「聖歌集」「聖歌隊」「グレゴリオ聖歌」のように使います。

英訳する場合、「A sacred song/ a hymn 」で訳されます。

結婚式でよく使われる聖歌には、以下のようなものがあります。

少年合唱団リベラが歌う「Far away(彼方の光)」
愛の夢 第3番「おお、愛しうる限り愛せ」
バッハが作曲した「主よ、人の望みの喜びよ」

「讃美歌」の意味

「讃美歌」は、プロテスタント教会で、神をたたえ信仰を励ます歌です。

神や聖人をたたえる歌です。

古くは、旧約聖書の「詩集」などがあります。

現在では、会衆一同が歌うためにつくられた民衆的なキリスト教の歌を言います。

カトリック教の典礼用の歌は「聖歌」と呼ばれます。

日本では、1093年、プロテスタント教の日本基督教団が讃美歌を編纂しました。

これは、コラールや英米の讃美歌を中心に編まれたものです。

啄木の歌に、「吾ためになやめる魂をしづめよと讃美歌うたふ人ありしかな」とあります。

「讃美歌第20番」「讃美歌集」のように使います。

英訳する場合、「A hymn 」で訳されます。

有名な「聖歌」と「讃美歌」

「グレゴリオ聖歌」は、ローマ・カトリック教会の典礼で用いられるラテン語の単旋律聖歌です。

グレゴリウス一世の編纂と伝承されたところから名づけられました。

古代ユダヤの詩編や賛歌が母体となっています。

TVドラマ「白い巨塔」(主演:唐沢寿明、江口洋介)主題歌でも知られる「アメイジング・グレイス・Amazing Grace」は、イギリスの牧師ジョン・ニュートンの作詞による賛美歌です。

ニュージーランド出身の女性シンガー、ヘイリーの澄んだ歌声によって日本でもはば広く知られるようになりました。

「grace」は「神の恵み」「恩寵」の意味です。

有名なクリスマス・キャロル「きよしこの夜」は、「聖歌」とも「讃美歌」ともいわれます。

原詞は、ヨゼフ・モールによってドイツ語で書かれ、フランツ・クサーヴァー・グルーバーによって作曲されました。

この曲の英語曲題が「Silent night」で、日本語曲題が「きよしこの夜」です。

「讃美歌」はプロテスタントの神を賛美する歌のこと
カトリック教では「聖歌」と言います。

プロテスタントでは、「讃美歌」を信仰告白の直接的表現とみなし、会衆用讃美歌として内容・形式共に自由に讃美歌集を編みました。

カトリックでは、典礼用聖歌を主にして、会衆用聖歌を含めて歌集を編んでいます。

日本では、16世紀のキリスト教伝来からラテン語聖歌が中心でした。

1933年、カトリックでは「歌集」が編まれました。

一方、プロテスタントでは各宗派共通の「讃美歌集」が用いられました。

現在では、1954年に日本基督教讃美歌委員会が編纂したものと、1967年に出版された「讃美歌第二編」が多く用いられています。

「讃美歌」はプロテスタントの用語で、ギリシャ語の「hymnos」の由来する神を賛美する歌のことです。

カトリック教では「聖歌」と言います。

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