「恐ろしい」と「怖い」と「おっかない」の違い・意味と使い方・使い分け

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「恐ろしい」とは、恐怖を表す時の文語的な言葉で、文章に表す時によく使われます。

また客観的な表現でもあります。

「怖い」とは、恐怖を表す時の口語的な言葉で、恐怖感を口に出す時によく使われ、主観的な表現です。

「おっかない」は「怖い」同様恐怖を表す時の口語的な言葉ですが、「怖い」よりも軽い恐怖感の時に使います。

「恐ろしい」とは

「恐ろしい」とは、主に文章で恐怖感を表す場合に使われる言葉です。

小説などではこの「恐ろしい」という表現が良く使われます。

特に客観的に恐怖感を表す場合や、登場人物に冷静で知的な人物というイメージがある場合に「恐ろしい」という言葉を使います。

また「恐ろしい」のほうが、「怖い」や「おっかない」よりも重い印象を表すことが出来ます。

また「恐ろしい災害」や「恐ろしい事故」などのような重い結果になるような出来事にも使われます。

「怖い」とは

「怖い」とは恐怖感を主に言葉で表す時によく使われます。

怖いものなどを見た時に直感的に恐怖を表す言葉です。

また「怖い」はその人の主観的な恐怖感の表現として使われます。

口語調の言葉なので他人に恐怖の体験を口頭で伝える時には「怖い!」とか「怖かった!」というように使うことが多いです。

また、不気味なものや得体の知れないものに対しても使われます。

「おっかない」とは

「おっかない」とは、「怖い」同様に恐怖感を言葉で表す時によく使われますが、「怖い」よりも軽いイメージを持たれます。

もともと「おっかない」は北海道の方言で、現在では東日本地域で多く使われます。

恐怖感を表す言葉としては比較的軽い表現なので、物語の登場人物でユーモラスなキャラクターが使う言葉で「おっかないなあー」というように使うこともあります。

恐ろしいと怖いとおっかないの使われ方

「恐ろしい」と「怖い」と「おっかない」は恐怖・恐怖感を表す言葉ということでは同じです。

「恐ろしい」は比較的重い感じの表現で恐怖を表す時に使われ、主に文章で表されることが多いです。

「怖い」と「おっかない」はともに口頭で恐怖感を表したり他人に伝えたりする時に良く使われます。

「怖い」よりも「おっかない」の方が軽い感じの表現になっているようです。

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