「団子」と「餅」の違い・意味と使い方・使い分け

B!

「団子」は、もち米など穀物の粉を丸めたものを「団子」と呼びます。

一方でもち米などを薄でつぶしたものは「餅」という名前に変わり両社はともに共通している点としてはもち米である点で材料をこな状にしたものを使用するのが「団子」、材料を潰して丸めたら「餅」となります。

つまり、作り方に違いがあるだけで呼び名が変わるに過ぎないのです。

「団子」の意味

「団子」とは、丸まった状態のことを指す言葉として使用されます。

例を挙げますと「ダンゴムシ」なども丸まった状態を指す虫のことになり丸い形状のことを「団子○○」と呼びます。

お菓子などで「団子」と呼ぶ場合においては材料となる粉を丸めたものを「団子」と呼び素手などで丸めたものを「団子」と呼びます。

なお、形状が丸くない「団子」も存在しており、「団子」の定義としては、丸くなくても「団子」となります。

「餅」の意味

臼等で材料を潰してから丸めたものを「餅」と呼びます。

ですが、臼でつぶさなくても「餅」と定義する物もあり、そうした商品はお祝いの席や、年中行事などで使用するものとして名付けられたものが多いです。

その理由ですが、餅をつくこと自体が縁起ものであるため、お祝いの際の他、年中行事に送る品物の中には例えば「わらび餅」と名前が付く商品があるのは縁起が良いためです。

「団子」と「餅」の用法

お祝いの際に登場したり、記念行事の際に登場する物が「餅」と覚えておくとよいでしょう。

例えば「柏餅」、「わらび餅」などは年中行事になり、「餅」と名前が付きます。

それ以外は丸まっているものについては「団子」であり串に刺さっているものはたいてい「団子」だと考えてもよい考え方ですが、中には串にささっているからと言っても「餅」である製品もあるので「餅」なのか「団子」なのかわからない商品があるのも確かです。

「団子」と「餅」のまとめ

「団子」は材料を丸めたものを「団子」と呼び、「餅」は臼等で付くことにより登場した縁起ものであると考えるとよいでしょう。

ただし、最近では、「団子」や「餅」の区分が無い製品もあり串に刺さって丸い形状でも「餅」と言う製品もあれば、全然丸みを帯びていないのに「団子」と呼ぶ製品もあるため、「団子」と「餅」の違いはあいまいであると言ってもよくなっています。

最新の記事はこちらから