「かわいいと思う」、「大切にしたいと思う」、「気の毒に思う」という意味で、いとおしいというのは一般的には自分にとって大切な存在、かわいいと感じる存在に対して使います。
ただ、いとおしいという言葉には他にも意味があって、それが気の毒に思うというものなのです。
主に他人に対して使うときに、そういう意味もあるということは知っておきましょう。
「いとおしい」の意味
いとおしいというのは、かわいいと感じる、大切に思うといった意味が代表的であると言えるものの、それ以外にも重要な意味があって、それが気の毒に思うというものです。
こちらの意味に関しては、かなりマイナーであり、知らない人も多くいると思われます。
ただ、そういう意味で使うときもあるので頭に入れておかないといけないのです。
「いとおしい」の使い方
いとおしいという言葉は、一般的には大切な存在やかわいいと思える存在に対して使うということになっています。
だから、気の毒という意味で使うということに関しては知識がない人も多いのです。
つまり、気の毒に感じたときにその対象にいとおしいと使うと、誤解を招く可能性があるので、そこは使い方において注意しないといけません。
「いとおしい」の例文
「あの社員はどうも上司と気が合わないみたいなのです。
いつも怒鳴られているように感じますね。
怒られないといけない理由が常にあるわけじゃないみたいですけど、恐らく上司はあの人のことが好きじゃないんでしょうね。
好き嫌いだけで怒られないといけないとなれば、本当にいとおしいと感じられてきて、同情してしまいます。」
いとおしいの意味は複数ある
いとおしいという言葉は、通常は大切に思う存在やかわいいと思う存在に対して使います。
そういった意味がメジャーではあるものの、いとおしいは気の毒に感じる相手に対しても使えるので、そういう使用機会もあります。
ただ、そういう意味を知っている人が多いとは言えないだけに、この意味で使うときには注意が必要と言えるです。