「口紅」、「総合的な」、「全体的な」という意味で、グロスという言葉を聞くと口紅を浮かべる人も多いと思いますが、それ以外にも意味があります。
正確に言えば、口紅はgloss、総合的な、全体的なはgrossになりますから、スペルが違いますが、カタカナで書くと同じになってしまいます。
だから、グロスはそういった複数の意味、単語を含んでいることを知っておかないといけません。
「グロス」の意味
グロスというのは、一般的に言えば口紅の意味で使われることが多いです。
もう1つの意味に関しては、使用されるシーンはかなり限定的です。
総合的な、全体的なという意味で使用されるときに、わざわざ英語のグロスという言葉を使ったりはしませんから。
ただ、口紅のことをグロスという人はそこそこいるので、こちらの意味の方が日常的には遭遇しやすいでしょう。
「グロス」の使い方
グロスという言葉は、日常生活の中では口紅という意味で使うことが多いです。
ただ、経済のシーンでは、GDPやGNPに関してグロスを使います。
GDPやGNPのGは総合的な、全体的なを意味するグロスなのです。
ただ、この場合にはわざわざグロスと表記したり、話したりはまずしませんから、結局グロスという言葉をそのまま使うのは口紅のときということになります。
「グロス」の例文
「そのグロスすごい素敵じゃない?輝きが普通のものと違うというか、艶がすごい感じられて、唇がすごいプルプルしているように見えていますよ。
そういったグロスを使うと、男性から見たときの印象が絶対に違うと思いますし、自信もつくと思うんですよね。
私もそれ使ってみたいので、どこで売っているのか?教えてください。」
グロスは口紅の意味で使うことが大半
グロスは口紅という意味もあれば、他に総合的な、全体的なという意味もあるのです。
どちらも英語ですが、カタカナで表記したり、会話の中で話しているだけでは区別ができません。
だから、意味の違いに気を付けて使わないといけないのです。
ただ、実際はグロスという単語を日本人が使うときには、たいていは口紅の意味になるはずですが。