「十把一絡」の意味と使い方・由来や例文

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「多くのものをひとまとめにして扱うこと」という意味で、細かく見ればちょっとは差があるようなものであっても、ひとまとめにしてしまうという意味の言葉になります。

よく言えば差別をしない、悪く言えば大雑把であるという言葉になりますけど、十把一絡というのは、面倒だからそういう扱いをするというわけではないので、そこが注意です。

「十把一絡」の意味

十把一絡というのは、細かい違いがあるようなものをひとまとめにするという意味の言葉ですけど、これはひとまとめにした方が価値が上がるとか、そういうメリットがある際に使う言葉です。

だから、十把一絡にする意味があるからこそ、そういう対応をとるということであり、なんでもかんでもひとまとめにすることを呼ぶわけではありません。

「十把一絡」の使い方

十把一絡という言葉は、個別に扱うよりもひとまとめにした方が価値が上がる、メリットがあるというケースで使います。

大学の名前をまとめた大学群のようなものがありますけど、そういったものが存在することによって、結果的に各大学の知名度が上がったりすることがあります。

そういうケースではひとまとめにする意味が生じていると言えるのです。

「十把一絡」の例文

「有名なアイドルグループの中には、個人だけではなかなか人気が出なかったけど、グループとして売り出したことで全体として人気になったようなケースがあるかもしれませんね。

そういったところを見ると戦略が上手かったということですし、十把一絡にした成果ということも言えるのではないか?と思います。

やり方次第でどうにでもなるということです。」

十把一絡はネガティブな言葉ではない

十把一絡はひとまとめにすることで価値が上がったり、注目度が増すなどの意味で使います。

個別では価値が小さい、注目されづらいためにひとまとめにするということから、ネガティブな印象があるかもしれませんが、十把一絡はひとまとめにした方が価値が上がる、注目されるという点に注目しているので、そういうポジティブなニュアンスを感じやすい言葉です。

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