「冷麺」と「冷やし中華」の違い・意味と使い方・使い分け

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冷麺とは、盛岡で名物とされていて、でんぷんを主成分としている冷たくてピリ辛味の麺の食べ物の事です。

冷やし中華とは、全国的にポピュラーに食べられており、小麦粉を主成分としている特に夏に好んで食べられる冷やされた、甘みと酸味のきいた麺の食べ物の事です。

冷麺はコシが強く、冷やした汁にキムチやトマト、スイカなどトッピングした盛岡の名物です

冷麺は、字の通り、冷たいスープで出来ています。

でんぷんで麺をつくるのでとてもコシが強く、初めて食べる時には注意が必要です。

普通のラーメンや冷やし中華のようにいきおいよくすすると、喉に詰まりそうになって焦るかもしれません。

しかし、この歯ごたえのある麺が魅力で、一度食べたら忘れられない食感となる事は間違いありません。

少しピリ辛なのが特徴で、スープはあっさりしていて麺との相性がばっちりです。

冷やし中華は、小麦粉でつくられ麺が細くコシが程よく簡単にすすれます

冷やし中華は、全国的にポピュラーに愛される国民的食べ物で、冷たく冷やされたその面は、程よい酸味と甘さで絶大な人気を誇り、
特に夏によく好まれるたべものです。

主成分は小麦粉で作られているので、コシは程よいのど越しで簡単にかみ切れることができます。

お店によってトッピングは様々です。

トマトやキュウリ、ハムやチャーシューを細く切ったものや卵などをのせたり、
好みでマヨネーズをかける人もいます。

冷麺と冷やし中華は名前が同じ冷やされた麺と書くので間違えやすい

昔、盛岡にしばらく滞在していた時に、あちこちの店の看板に冷麺と書かれてあったのを見て、私は冷麺の事を冷やし中華だと勘違いしました。

あるひ、せっかく、名物だと書いてあるのだからと思い、冷麺を一つ頼みました。

そして、思いっきりすすったところ、コシが
強くて、かみきれないのでのどに詰まりそうになり驚きました。

よく見てみると、冷やし中華とは見た目も違い、味もちがっていたのです。

お店の人に聞くと、たまに観光の客が同じ体験をしているのを見る時があると言われました。

それにしても、冷やした麺を冷やし中華だけだと思い込んでいた自分を世間知らずであったという事を確認できた瞬間でした。

冷麺と冷やし中華の違いについて

同じ冷やされた麺でも、冷麺と冷やし中華は全く別のたべものです。

そもそも、麺の主成分が違います。

冷麺はでんぷんで出来ており、冷やし中華は小麦粉で作られています。

しかし、その冷たい食感はどちらも甲乙をつけがたい程の美味しさで私たちの喉をうならせてくれる食べ物です。

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