「労う」の意味と使い方・由来や例文

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労うは、相手に対する感謝の気持ちを表す言葉です。

それも、言葉や、行動など、何かしらの手段を使って表現します。

労という言葉に、「骨を折って働く」、「心身を使って働く」という意味があり、ちょっとしたことへの感謝というよりも、ある程度時間やお金、体力などを犠牲にして、頑張ってもらったときに使います。

そこに注意が必要です。

「労う」の意味

上にも書いた通り、軽い作業ではなく、ある程度労力を使って、働いてもらったときに感謝の気持ちを伝えるという意味です。

食卓の上の醤油を取ってもらう、自動販売機からジュースを買ってきてもらうなどの、簡単な物事に関して使うのは、あまりふさわしくありません。

英語でいうならば、rewordとなり、「誰かに見返りを与える」などといった意味です。

似た言葉に、「労わる」もありますが、ほとんど同じ意味を持っています。

「労う」の使い方

労うという言葉を使う上で気をつけたいのが、目上の人に使ってはいけないということです。

会社で言えば、上司から部下に使うのは正しいですが、部下から上司に使うのは、ふさわしくありません。

その場合は、「お疲れさまでした」や、単純に「ありがとうございます」などの言葉を使いましょう。

しっかりと使い方を理解しておかないと、失礼に当たるので、気をつけましょう。

「労う」の例文

後輩が、部活の大会で優勝したと聞いて、労を労うために、駆け付けた。

重要なプロジェクトを成功させた後輩の労を労う。

勉強を続けて、ついに試験に合格した弟の労を労った。

日中懸命に働いてくれた従業員の頑張りを労う。

労いの気持ちとして、ビールを用意したので、みんなで飲もう。

イベントの成功のためにずっと走り回っていた彼女の為に、メンバー全員で労いの飲み会を開いた。

「労う」についてのまとめ

今回は、労うという言葉について、まとめました。

この言葉を使う上で重要なことは、ある程度の労力を伴った働きに対して使うということ、そして、目下の人から目上の人に対して使ってはいけないということです。

これらのポイントを押さえておかないと、無礼な振る舞いになってしまったり、恥をかいてしまったりしてしまいます。

ぜひ、正しい意味や使い方を理解し、正確に使えるようにしましょう。

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