「目的」と「目標」の違い・意味と使い方・使い分け

B!

(目的)は、最終的に実現する。

成し遂げる、到達刺させる事柄として目指すもの。

最終的な到達地点。

(山登りでいうと頂上にたどり着くと説明するとわかりやすい)。

(目標)は、近々実現させること、達成させること、到達させること。

(マラソンで言うと、何分までに折り返し地点に到達しよう)。

と説明するとわかりやすい。

目的の意味

何かを作る時や行う時、行動する場合、最終的に完成となることを目指すこと。

例えば、会社が(利益を上げたい)、(会社を大きくしたい)、これは最終的に会社が目指す達成したい事柄なので目的。

あるいは、山登りであれば、一年間で4つの山の登頂を成功させる。

高校受験でいえば、自分の第一志望の学校に合格することを目指す事。

などである。

目標の意味

最終的に達成する目的を目指す上でその過程において、目指すものをいう。

例えば、会社の目的ために、今月の営業計画数字はいくらか、利益を増やすために一部上場を目指す、というのは目標である。

マラソンでいえば、何時間何分で完走するために折り返し地点には何時間何分までに到達しなければならない。

大学合格するために年内中に大学の過去問を完璧に解けるようにする。

など。

目的と目標の用法や用例

(目的)は最終的に達成すること。

(目標)はその過程で段階的に目指す事柄であり、目的を達成するためにとる目印が目標となる。

道を説明する際に(タバコ屋の角を左に曲がって)という時の(タバコ屋)は(目標)であり(目的)ではない。

最終的にたどり着きたい場所が(目的)であり、(目的地)へ辿り着こうと目指す場所が(目標)であるから。

目的があって目標がある

(目的)には、目印の意味があるように目的を達成するために掲げた目印が(目標)であり、目的が最終的に目指すもので、目標がその過程で目指すものであるため、目的は抽象的な表現をするが一般的である。

目標はそれに反して、具体的な表現になる。

目標を達成しようとするならば、まず目先にある目標を着実に達成していくことが必要がある。

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