泥棒は「他人の財物などを盗み出す人のこと」。

広く使われる言葉であり、人のものを盗む人は基本的に泥棒と言われます。

怪盗は「人の財物などを盗むことに長けていて、手口が巧妙であり、世間に名が通っている場合が多い人のこと」。

やっていること自体は泥棒と大して変わりませんが、基本的に捕まることがなく、その知名度が世間に浸透しているケースが多いです。

「泥棒」の意味

泥棒とは、他人の家などに入って金品などを盗み出す人たちのことを言い、一般的な窃盗を行う人たちの総称です。

広く使われる言葉であり、特定の泥棒それ自体が世間で有名になることはほぼないです。

特定の泥棒が捕まって、その名前がテレビなどで公になっても、結果的にその泥棒が世間において高い知名度を誇るということはまずありません。

「怪盗」の意味

怪盗とは、他人の家などに入って財物を盗み出す行為をする人たちのことですが、泥棒とは違って事前に予告などを出すこともあり、警戒されたうえで華麗に目的のものを盗み出す手口が特徴的です。

そして、アニメや漫画、ドラマなどのフィクションで登場することが多く、基本的に捕まらない存在です。

また、特定の怪盗の世間における知名度は高い場合も多く、ある意味有名人になっているケースもあるのです。

「泥棒」と「怪盗」の用法や用例

「この辺の家で泥棒に入られる事件があったらしいぞ。

その犯人はすぐに捕まったみたいだが、家の中には貴重品はあまり置かない方が良いかな?」

「非常に高価な宝石ばかりを盗み出す怪盗が全く捕まらないらしくて、警察も手を焼いているらしい。

何度も犯行を重ねているのに、全く捕まらないことで世間ではもはや有名人になっているな。」

捕まらないことで有名になれば怪盗

怪盗というのは、基本的にやっていること自体は泥棒とほとんど同じような存在ですが、何度も犯行を重ねても全く捕まらない、予告場を出すようなことをして、警戒された中でも目的のものを盗むことができるという点から、結果的に世間で騒がれるような存在になり、有名人のような状態になっていると言えます。

そこが泥棒と怪盗の違いなのです。

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