枕が上がらないは「病気が治らないので、起き上がることができないこと」。
つまり、寝たままの状態が続いているというケースで使っていく言葉になるでしょう。
頭が上がらないは「相手と対等な関係でいられない状況のこと」。
相手に対して、何らかの引け目を感じているようなシーンで使っていく言葉になります。
よく使われている言い方です。
「枕が上がらない」の意味
枕が上がらないとは、病気が治らないので、起き上がることができないことです。
病気がよくならないというケースで使っていく言葉になります。
そういうケースはあまりないと言えますが、世の中ではあり得る状況でしょう。
でも、この言い方はそこまで知られているわけではなく、聞いたことがない人も多々いる状況と言えます。
「頭が上がらない」の意味
頭が上がらないとは、相手と対等な関係でいられない状況のことです。
相手に対して引け目を感じているときには、そういう状況になります。
この言い方は結構使われています。
かなりメジャーな表現であると評価できるでしょう。
枕が上がらないと比較したときには、知名度はかなり高く、使用頻度も高くなっていると評価できるのです。
「枕が上がらない」と「頭が上がらない」の用法や用例
「インフルエンザにかかってしまい、しばらくは枕が上がらない状況になる。
薬を飲んだから、しばらくすれば元の体調に戻るとは思うけど、ちょっと時間がかかりそうだ。」
「あの人に関しては、今まで何度も世話になってきた。
そういう意味では、頭が上がらない存在である。
これからもそういう状況が続いていくんじゃないかなと思っている。」
枕が上がらないと頭が上がらないは意味で区別が可能
枕が上がらないと頭が上がらないについては、意味は異なっています。
したがって、そういう部分でちゃんと区別をしていくことができますから、頭に入れておいた方がいいでしょう。
頭が上がらないという言い方はそこそこ使用されており、知っている人は多々いるのではないかと思われます。
しかし、枕が上がらないに関してはマイナーです。