犬猿も啻ならずは「犬と猿以上に仲が悪いと言えること」。
つまり、とんでもなく仲が悪いと言えるようなシーンで使っていく言葉となっているので、そこは重要でしょう。
犬猿の仲は「お互いの仲が特に悪いと言える状況のこと」。
これはかなりメジャーな表現となっているので、誰もが知っている状況でしょう。
犬猿も啻ならずの意味に似ています。
「犬猿も啻ならず」の意味
犬猿も啻ならずとは、犬と猿以上に仲が悪いと言えることです。
犬猿の仲よりも、さらに仲が悪いというケースで使っていくため、使用できるシーンはかなり少ないでしょう。
そもそもこの言い方がちょっとマイナーですから、そういった部分によって、使われづらい面もあります。
馴染みを感じづらいという評価ができると思われるのです。
「犬猿の仲」の意味
犬猿の仲とは、お互いの仲が特に悪いと言える状況のことです。
犬猿も啻ならずの意味に似ているものの、こちらの方が日常的に使いやすいと言えます。
また、知名度的にもこっちの方が確実に高いと言えます。
ここは非常に区別がしやすい箇所になります。
犬猿の仲を知らない人に関しては、かなり少ないと言えると思われるのです。
「犬猿も啻ならず」と「犬猿の仲」の用法や用例
「犬猿も啻ならずという言い方はあるけど、そういう例に該当しているケースはそこまで多くないと言えるかもしれない。
犬猿以上に仲が悪いケースはちょっと想像しづらい。」
「犬猿の仲という言い方が当てはまるケースは結構多くあるだろう。
どうしても相性が悪いという状況はあって、それは仕方ないことではないかと思うんだよ。」
犬猿も啻ならずと犬猿の仲は意味で区別ができる
犬猿も啻ならずと犬猿の仲は意味としては似ていますが、全く同じではなく、一応差と言える箇所はあります。
だから、そこは知っておきたいポイントであると評価できるのです。
また、知名度的には犬猿の仲の方が確実に高くなっています。
ここは区別しやすい箇所であるため、きちんと理解しておいた方がいいと言えるでしょう。