移り気は「気持ちがどんどん変わっていくこと」。
いろいろな方に移っていくという意味で使っていくことができる言い方であり、そこそこメジャーであると言えます。
気移りは「関心や注意といった部分が、他の方に移っていくこと」。
特定の部分に集中できないといった意味であり、移り気の意味にそこそこ似ていると言えるでしょう。
「移り気」の意味
移り気とは、気持ちがどんどん変わっていくことです。
気持ちが違う方にどんどん移っていくという言い方もできます。
こういう表現が使用できるケースは実際に多くあるでしょう。
だから、使いやすいという言い方もできるのではないかと思われます。
知名度的にはそこそこ高く、知っている人は多くいるのではないかと思われます。
「気移り」の意味
気移りとは、関心や注意といった部分が、他の方に移っていくことです。
移り気と同じような表記となっていますし、意味としても同じような状況です。
したがって、どうしてもそのような部分では区別はしづらいと言えます。
また、知名度的にもそんなに大きくは変わらないと言える可能性があるでしょう。
そこでも区別はできません。
「移り気」と「気移り」の用法や用例
「移り気な人の場合、興味などがどんどんいろいろな方に移っていくことがある。
したがって、飽きやすいという側面を見出すことも十分にできるのではないか。」
「気移りというのは、ある程度は仕方ないと思う。
常に同じ部分に関心などを向けているというのは、あまり現実的ではない。
どうしても発生してしまう部分だと思うんだよ。」
移り気と気移りは意味は近くなっている
移り気と気移りについては、表記がかなり近くなっており、さらに意味も近くなっていると言えるのではないかと思われます。
明らかな差を見出すことはできませんし、そこはしっかりと理解しておいてほしい部分です。
このような言い方は頻繁には使用されていません。
使えるケースは結構あるものの、実際はあまり見聞きしないのです。